上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

ゆたぽんを応援してみた(?)

 僕が「話題の10歳ユーチューバー、ゆたぽん」を知ったのは、例によって大物愛国ユーチューバー「KAZUYAチャンネル」のある日の動画です。
 そのときは「こういう奇特な子供もいるんだな~、売国勢力に利用されて可哀想だな~」くらいの感想でした。
 それから時々「そういえばそういう子もいたな~」程度に思い出すくらいだったのですが、今日「iRONNA」を開いたら、トップページに「不登校の小学生YouTuber炎上騒動 琉球新報の責任は重大だ」の記事が!!
 まあ、特に親父の経歴や、応援しているのが中共琉球新報ソニー売国と僕の気持ちを逆なでしかしない茂木健一郎であるなど、いかにもネット住民が炎上させそうな文章が並んでいます。
 今日は今日で「HINOMARU」の言論・表現の自由の弾圧事件ですっかりネット愛国の人気者になった「RADWIMIPS」の野田洋次郎氏の政府批判発言もあり、「もうこういう人の発言にいちいち噛み付くのも疲れるな」と思っていた中で、ゆたぽんみたな振り切った売国勢の動画を観るのもまた一興だと感じました。
 ごまんとあるゆたぽんの批判ブログや動画を読んだりしてもともと論外の動画であることは理解していました。でも「不登校」という単語に対しては僕も思うところがあったし、かの訴訟明王トーマス・アルバ・エジソンも、まさに親が「こんなトロ臭い学校なんか行くな」と言って小学校に1年しか通っていません。観ることで何か感じるものがあるかな~とは思ったのです。
 
 内容に関する正論批判は、ネットを探せばゆたぽん動画を見つけるよりも簡単に見つかります。よって、あまり言及されていない僕が感じた事を。
 ゆたぽんは大阪出身で不登校になった頃より沖縄に引っ越したみたいですが、7、8年大阪に住んでいた割には関西弁が全然出てこないな~と思いました。もし「自分の言葉」でしゃべっているなら、ましてや「子供だけのピース暴徒で~」のあたりの熱い思いを語るなら自然に関西弁になるはずなのですが・・・
 そしてもう1つ。ゆたぽん自身の「辛い過去」を語る時間が多いんですが、目線が下を向くことがほとんどないんです。もし人が「過去」を思い出す場合、目線は下を向くことが多いのですが、そういう場面でも目線はまっすぐカメラに向かっているか、動いても上の方やわざとらしく左右を向くばかり。話している最中人が上を向く時は「想像」している時。しかも、内容を文章として考えているのならあんなに短い時間で済むわけがなく、短い時間で文章が思いつく力があったとしても「1つの文章」として考えた割には変な所で途切れる。まるでカンペでも読んでいるか、良くても「暗記した、他の人が書いた文章を必死に思い出している」ように・・・
 
 これ、本当は大阪の若手お笑い芸人がラジオやユーチューバー動画を収録するときの雰囲気で喋ろうとして、でも「一つの文章を発音しつつ次の一つの文章を読む」というアナウンサーのニュース読みが出来ていないために、「親父売国勢力誰かに言わされている」のが如実に解る動画になってしまっているのです。
 確かに学校では学べない事もたくさんあるでしょう。「学校に行きたくない」という気持ちもよく解ります。
 でも、小学校なんて所詮は「自分が何に向いていて何に向いていないか」を悟る場所だと考えています。僕のバヤイ、「事務職や営業職で食ってくのは無理ゲー、理系で生きてくわ」っていう決心ができました。そんでもって中学は「自分がどの程度の人間か」を悟る場所。僕のバヤイ、「医者無理だわwww」っていう感じで。それがタダ同然で分かるだけでも人生においては儲けモンだと思っています。ましてや、ピース暴徒を運営したいならハングルの読み書きは必須。宿題がイヤってだけで不登校になるのはもったいないよ!!