上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

最後まで集近閉タップリ

 とある理由から、この前大規模なソシャゲ切りを行いました。切ったのは「黒ヴィズ」と「アルターエゴ」、そして「この際だから消しておくか」と思った中共製アプリである「エピックセブン」です。

 中共製のアプリにも一応アクセス許可の確認がありますが、正直、何を走査されているか分かったモンじゃありません。しかも僕の場合、「好きなキャラクター」と言えばFEHのアクアだったりFGOのおっきーだったり黒ヴィズのミコトやリレィだったりパズドラのカリンだったりエピックセブンのカリンだったり・・・あと、短期間入れていた東方ロストワードの東風谷早苗とかプリコネのペコリーヌとかも、中共がその気になれば走査していた時期のデータから調べればすぐバレるでしょう。

 こうなると、もし中共が僕にハニトラと仕掛けるときは、多分髪の毛が長くてトランジスタグラマーで青い服とか着てて・・・その前に拘束される可能性が高いか。

 

 さて、中共製アプリで今最も注目されているのが「TikTok」です。

 2日にも、百田尚樹先生が「大阪府TikTokとの提携をやめなければ、大阪都構想を応援するのは考え直すことしよう。 愛する大阪を中国の植民地にはしたくないからね。」とツイートされました。

 基本的に百田先生は大阪維新の会を応援する立場の方で、これまでも大阪府と政権の意見が食い違っても、大阪府を悪く言うことはあまりありませんでした。そんな先生が上記のようなツイートをする、しかも自民党内でも「TikTokの禁止を提言する議員連盟」が立ち上がった後の話であることを考えても、TikTokの危険性がよくわかるというものです。

 

 さて、このように「TikTokがインドで使用禁止・オーストラリアやアメリカ、日本でも禁止の動きが広がる」というニュースは広がりを見せているのですが、肝心の「報じる側」にも問題があるようで・・・

 

 保守系のメディアや番組、具体的には「虎ノ門ニュース」や「正義のミカタ」では、明確に「TikTokの禁止は当然だ」という論調でしたが、一方で、「売国系」と言われるゴミ番組ではというと、「ワイドナショー(フジテレビ系)」では、古市憲寿が「確かに中国共産党がそういった個人情報を収集している可能性はあるが、それはアメリカ製アプリでも同じこと」「失策続きのトランプ大統領が、大統領選挙対策スケープゴートにしているだけ」とお決まりの論点のすり替えを行っていました。しかし、こんなのまだマシな方であり、「サンデージャポン(TBS系)」では、ユーチューバーが登場して「ユーチューバーと同じようにTikTokで活動しているティックトッカーとかもいる。収益化の話もあり、正直困る人も多い」と、思わずテレビの前で「そういう問題じゃない!」と言ってしまうくらい論外な主張を展開していました。

 

 まず、「中共に走査された個人情報を悪用される可能性」というのが非常に高い上に、他の国に比べても非常に積極的に悪用してくるという点で、他の国と比較したりするのは具の骨頂です。中共はどんな情報でも利用します。例えば、「ハニートラップ」に引っかかる時も、中共は「どうしてここまで好みにあった女性スパイを送ってくるのか?」というくらいの「ファム・ファタール」を送り込まれて脅迫の材料にされて2Fみたいになってしまう・・・といったことを日常的に行っています。当然位置情報もまるわかりだから、個人情報がつまったスマホなんかを中共に走査されたら、ハニトラだの拘束だの以上に何をされるか分かったものではありません。

 「ティックトッカーが困る」も、そんな何人いるか分からないが困るのと、日本人がパンダハガーにされたり拘束されたりして日本の存立に重大な影響を与えるのと、どっちが大切かを考えた方がいいと思います。

 

 日本、アメリカ、オーストラリアは、「情報を抜き取られることによることによる国の存立危機」を警戒しているし、インドでは、実際にインドの国土であるヒマラヤ山岳地帯に人民解放軍が進出して住民が拘束されているという「実害」があるための措置なのです。

 TikTokだけでなく、中共の「危険性」を理解していれば、今回の「TikTok禁止」というのは至極当然の流れと言えます。目先の「動画」や「お金稼ぎ」ではなく、アプリ一つで「国」や「国民」が危機に晒されることをしっかり認識しないといけないのです。

 

 ちなみに、「ワイドナショー」や「サンデージャポン」にチャンネルを変えた時、TikTokのCMがこれでもかってくらい流れました。

 やっぱゴミだね。