上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

それがぁ~、田児の性。

 ウィキペディアで「手本引き」を調べてたら、「世紀末博狼伝サガに詳しく描いてある」って書かれていました。なぜか世紀末「銀」狼伝になっていたけどパチンコにもなっているし、「男塾」が叩かれているっぽいので、「サガ」は再評価されるべき時期になったのでしょうか?そういえば、病院に置いてあるマンガではバカラ編→盆栽決編→手本引き編で載ってたのですが、本来はちょうど「→」の所でチンチロリン編とパチンコ編があったのですね。チンチロリンはともかく、ギャンブルのプロたるサガがパチンコを?と思ったのですが、まあ時代が違うし、盆栽決編でとある事情で重傷を負ったのでその療養中っちゅーことらしいです。

 で、バドミントン日本代表桃田賢斗田児賢一が闇カジノでバカラに興じていたというではありませんか!!野球の賭博問題といい、スポーツ界は一体どうなっているのかっ!!勿論真面目にスポーツに邁進されている選手もたくさんみえるでしょう。しかしアイクが許せないのは、バドミントンに特別な思いが・・・なんて大仰な事は書かないまでも、学生時代から社会人になって足を怪我するまでバドミントンをやっていたので思い入れが結構あるのです。正直、肥大化しすぎている野球界なら闇も大きいので賭博をするような人間も0ではないでしょうが、まだまだマイナー感のあるバドミントン界は清廉だと思っていたので残念さも一際大きいのです。

 さてさて、サガでも最速のカジノゲームと言われていた、バカ共バカラとはいかなるゲームなのか?
 簡単に言えば「喧嘩している2人のうちどちらが勝つかを当てる」ゲームです。まず、架空のバンカー(親)をA、架空のプレイヤー(子)をBとします。実際にカードを配る係りの人が、AのポジションとBのポジションにカードを2枚づつ伏せて配ります。で、「数字札は1~9はそのままの数字、10とコートカードは0が点数です。カードの合計が9点に近いのはどちらでしょう?(9を超えたらドボン)」これだけです。ちなみにAとBでは配当が違い、Bは当たると倍になり、AはBの時より賞金が若干少なくなります。ちなみに同点(タイゲーム)に賭けることもでき、当たれば8倍(!)。バカラが題材の創作物では、大抵追い詰められた後タイゲームで一攫千金という流れが多いです。多分。7行で説明が終わるくらいパッパと進むので、1分もしないで勝敗が判るのが最大の魅力なのでしょう。
 ただ、今回の問題だけでなく、大王製紙のお偉いさんもハマって大金を賭けるなど、人間の欲望に放火しまくりのゲームであることは確かでしょう。

 今回のバドミントン選手の賭博問題では、闇カジノでの賭博が法に触れるからです。選手を擁護するわけではありません。賭博はいけないことです。でも、パチンコが「アリ」で闇カジノが「ナシ」なのがどうしても納得できないのです。もっと言えば、闇カジノとパチンコの違いが解らないのです。今はそこまでではないですが、以前パチンコ屋の周りの電柱には、闇金の前身である「090金融」のチラシがたくさん貼ってありました。パチンコでスッたお金は北朝鮮に行くのです。これのどこが「健全な遊戯」なのでしょう?パチンコを野放しにしている国の人間が、「カジノ合法化反対」なんて唱えないでいただきたいです。
 カジノ反対は左翼でパチンコ反対は右翼という不思議さ。