上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

本当の敗者は?

 「無風選挙」という言葉があります。

 「どう考えてもこの人・この政党が勝つでしょ?」と誰もが思っているので大勢に大きな影響がなく、選挙前と体制も変わらずに続いていく・・・

 という、「それ意味ある?」と思わず問うてしまいたくなる選挙ですが、体制には「任期」というものがあり、嫌でも定期的に選挙をしないといけないのが民主主義というものです。

 無風選挙が問題になる時は?と言えば、「勝つでしょ?と言われなかった人や政党」が余りにも無能すぎる時なのですが・・・ 

 

 さて、今日の昼くらいに「あ、そういえば今日だったね」と思ってしまった、東京都知事選挙。どう考えても小池百合子氏が勝つ典型的な無風選挙だったので、スッカリ忘れていました。一部報道で「宇都宮や山本の得票数に届かなかったら、枝野が代表を辞任する」と言われていたので、そういう意味で山本には頑張って欲しかったですが、結果は宇都宮に一歩届かず。それにしても、山本や宇都宮など明らかに問題外な候補者になぜ票が入るのかよくわかりません。

 そんでもって、もし僕が東京都民だったら誰に入れるのか?を考えた場合、間違いなく桜井誠氏に入れます。普段の素行があんまりではありますが、少なくとも政策的に最もマシであることには変わりなく、国政にしても「愛国者」が都知事になれば、売国議員に対する影響は計り知れないでしょう。

 

 売国マスゴミが推す宇都宮や山本は論外、政策的・イデオロギー的に桜井誠氏で「ようやく普通」。あからさまな売国奴に都政を売り渡したくなく、素行がいい候補者を都知事にしたかったら、小池百合子氏以外に選択の余地はありません。

 

 今回の選挙、小池百合子氏は「勝者」なのか?と言われればそれはNO。小池百合子氏以外の候補者は、精々桜井誠氏が「対抗馬」となり得るぐらいで後は論外。その桜井氏も素行は最悪、と、「無風選挙」で「特定の人以外の候補者は余りにも論外」なので「小池氏が勝った」わけではありません。

 なら「それ以外の候補者」が「敗者」なのか?言われればそれもNO。残り21人の候補者は「無能」か「論外」、「政策やイデオロギーはマトモでも素行が悪い」と、はっきり言って「当選する気が無い」と思うような人ばかりです。「勝つ気」が無い人が落選してもそれは「敗者」とは言えません。

 

 なら、この選挙での「勝者」と「敗者」とは誰なのか?

 「勝者」は当然、売国勢力でしょう。

 小池氏は自民党でも二階や石破とベッタリで有名。4年前の都知事選で自民党に盾突いたせいで、愛国心のある団体の支持が得られず支持団体には売国勢力が並んでいます。また、マスゴミも扱い易いと来たものです。

 では、「敗者」は?

 それは、

 「都民」です。