上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

イージスアショア アレコレ

 6/15に突如として発表された、「イージスアショアの配備計画の停止」実質「白紙撤回」と言っていいので、これには「防衛省には日本を守る気があるのか!?」と思ってしまいましたが、23日の虎ノ門ニュースの北村先生のご発言により、考え方を改めました。

 要は、

 イージス艦や、同じ性能を有するイージスアショアを使っても、弾道ミサイルを迎撃するのは至難の業であり、「イージス艦ならなんとか撃ち落とせる」ぐらいの感覚ぐらいでしかありません。そんな神業に頼るより、敵基地攻撃能力を認めて「撃たれる前に叩く」「叩き洩らしたミサイルを数段構えのシステムで迎撃する」という方が確実に日本を守ることができる。安倍政権は、そういった方向にシフトする決断をしたのではないか。

と。

 

 確かに、一説には4000億円かかる「何とか撃ち落とせるシステム」にリソースを極振りするより、北朝鮮だけでなく、ロシアや中共、韓国からの攻撃にも対応できる「敵基地攻撃能力の保持」の方が国防に寄与できるというものです。

 確かに「イージスアショアの配備計画の停止」自体は売国勢力に塩を送る話ではありますが、それ以上の国防計画を応援する機会でもあります。

 これからは選挙の際は、「憲法9条改正」だけでなく「敵基地攻撃能力の保持」も公約に掲げる候補者に投票し、それ以外の候補者を落選させるようにしましょう。

 

 

 

売国勢力の、爆笑!!「地上イージス反対運動」!!

 売国勢力によるイージスアショアの配備計画反対運動。その言い分はどれも「そんなコト気にするんですか!?」とツッコミたくなるものばかりですが、その中でも特に「珍説」なのが「秋田と山口にある地上イージスはそれぞれグアムとハワイを守るためのものであり、日本を守る気などない。アベはアメリカを守るシステムのために税金を掛けようとしている」というもの。

 その「証拠」とされる画像が

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これはフェイクニュースペーパー、赤旗のものですが、中にはもっとテキトーなものもあり、

f:id:ike-uesugi:20200625111415j:plainなど、相当ガバいものもあります。

 はっきり書きますが、なぜ弾道ミサイル北朝鮮の、特定の一点からしか撃たれないと思っているのでしょうか?「北朝鮮の特定の地点からハワイやグアムに撃たれる」なんてことが分かっているなら、それこそイージスアショアなんて必要ありません。それに日本に落ちるミサイルとアメリカ領に落ちるミサイルなんて、飛翔距離も速度も滞空距離も、そもそも「日本の上にある時の高度」も全く違います。そんなミサイルを迎撃するために「撃ち落とせるかもしれない」イージスアショアに頼るより、それこそアメリカの国土の危機なのだから存分に敵基地攻撃能力を行使すればいい。

 これだけ見ても、売国勢力がどういう意図でイージスアショアの配備に反対しているのかが分かりますね!

 

 最後に、北村先生と一緒に虎ノ門ニュースに出演された百田先生が紹介された画像を張り付けておきます。

 まあ、横断幕を作ったのが日本人ではないせよ、指摘も一切ナイということは、団体に日本人が一人もいないという事で・・・

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