上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

桜井氏とスリーパーセルについての一考察

 九州での豪雨災害により亡くなられた方々へのご冥福を、また、被災された方々の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 さて、最近のニュースは九州の豪雨災害で持ちきり。売国マスゴミの皆様は祖国中韓の醜態を報じなくて済むので助かっていることでしょう。というか、彼らが本気で「日本への天罰」とか考えていそうで怖い。

 そんな災害のニュースと比べると明らかに扱いが小さいのが東京都知事選挙です。

 地方の首長選挙は現職有利とは言え、マスゴミにとっては都合がよく、あくまで「無為無策」であって「明らかな失策がある」わけではない小池百合子氏の当選は、早めにスルーしておきたいのでしょう。

 そんな中で「応援しなければならない候補者」だったのが、桜井誠氏です。

 政策はマトモ、イデオロギーもマトモ、票を伸ばせば国政や各所の愛国・売国それぞれの議員に対する影響は計り知れないでしょう。その為にも、少なくとも宇都宮や山本よりも票を取って欲しかったです。

 でも、なら「桜井氏に都知事になってほしいか?」と言われればそれもNO。

 以前にも書きましたが、虎ノ門ニュースへの凸騒動など、素行は最低レベルなのですから。しかもそんな光景を、さも誇るように日本第一党のHPに載せるとか、割と本気でどうかしている。

 でもそれ以上に見るに堪えないのが、桜井氏が以前所属していた「在日特権を許さない市民の会(以下:在特会)」での、在日朝鮮人への抗議デモの光景です。ようつべやニコニコ動画にいくらでも転がっているので、一回見ていただき・・・たくないレベルの、ハッキリ言って虎ノ門ニュースの一件がだたの街頭演説に見えるほどの、しばき隊もかくやの口汚い言葉が飛び交う正に「ヘイトスピーチ」です。桜井氏は在特会時代にもこれらの光景を、「正当な抗議」としてHPや各動画サイトにアップロードするのだから、僕が「素直に応援する気になれないタチの悪い奴」と看做さざるを得ないのも解かっていただけると思います。

 

 さて、桜井氏に在特会。山本&宇都宮やしばき隊といった売国パヨと決定的に違うのは、「言いたいことは分かる」という点です。

 行政への不当な要求や、TVなど一部の業界を牛耳ってのデタラメなプロパガンダ。それでいて朝鮮学校では「金3代」の写真を飾ったり、「親や祖父母や無理やり日本に連れて来られた」とかを口を揃えて言うのだから、「抗議される謂われはない」というのは間違いなく嘘です。

 桜井氏の場合、「いくらなんでも他に言い方ってモンがあるだろう」と思うような発言が多すぎるのが問題なのです。もっと理知的な「抗議」というものがあるはずです。

 

 よく「在日朝鮮人は韓国に帰れ!!」という文言が、在特会に限らずネット上でも見受けられますが、「なぜ帰らないのか?」についてどれだけの人が考えたでしょう?「お金がない」だの「韓国に生活基盤がない」だの、尤もらしい言い訳を聞くこともありますが、韓国に行けば、日本と同じように「地縁がない土地に住んで生活基盤を作る」ことぐらいワケありません(マスゴミが言うように、「韓国が日本よりも水準も考え方も進んでいる」なら尚更なはずです)。お金の問題にしても、国籍は韓国なんだから入国に関するコスト・リソースは最小限で済むし、引っ越し費用なんかを、それこそ「のりこえねっと」とかが支援すれば万事解決のはずです。

 なぜそんな手順も考えずに、在日朝鮮人の人たちも、日本の「支援者」の人たちも、なんで意地になって「日本に住み続ける」事に腐心しているのでしょう?

 

 カンタンに言えば、帰った所で「日本に住んで抗議を受けながら暮らす」方がよっぽどマシだからです。

 

 朝鮮半島に共通する、日本と軋轢を生む特有の思想が「儒教」と「小中華思想」です。

 儒教とは、カンタンに言えば「目上の人には何をされても耐えなさい」という思想で、小中華思想とは、「中国様や朝鮮より上位の存在、日本は朝鮮より下位の存在だから、朝鮮は日本を指導しないといけないし日本に阿る奴は軽蔑の対象になる」という思想です。

 在日朝鮮人の人たちは、元を辿れば戦時中に朝鮮半島から日本に出稼ぎのために不法入国した人たちです。当時は「朝鮮半島とは日本である」ので、特に問題はありませんでした。しかし、日本の敗戦で棚ぼた的に朝鮮民族による国家、「韓国」と「北朝鮮」が生まれました。そうなると、朝鮮半島では儒教小中華思想により「日本はまるっきりな悪」と定義されてしまいます。そのため、在日朝鮮人と呼ばれるようになる、日本に不法入国した朝鮮人の人々もまた、朝鮮半島では「軽蔑するべき存在」になったのです。

 「脱北した人が韓国で暮らしていて、韓国人から強烈な差別を受けて別の国へ亡命する」という話を聞かれたことがあると思います。同じ半島同士に住んでいてもそれだけ酷い目に遭うのです。「日本に住んでいた」なんてバレた日には何をされるか分かったモンじゃありません。

 韓国や北朝鮮は、表向きは在日朝鮮人の事を「在日同胞」と呼んでいますが、その裏では、「日本に面倒を見させてやろう」ぐらいにしか思っていない、棄民行為そのものの事を行っているのです。それでいて、韓国とひも付きの「民団」、北朝鮮とひも付きの「総連」を後ろ盾にさせることで、儒教的な「韓国や北朝鮮に盾突かない」という考え方を浸透させ、例えばテレビ局や新聞社で偉くなったら日本を貶めるようなプロパガンダを行う、商売を成功させたら売国勢力を支援させる、といった行為を何の疑いもなく行うようにしているのです。これはもう、スリーパーセルそのものではないですか。

 見捨てるだけ見捨てておいて、日本国内では自分達の有利になるような事だけをさせる。

 最小限の手間で大勢のスリーパーセルとして利用する。

 上記の通り、在日朝鮮人の人たちの行為自体にも相当の問題もありますが、

本当に糾弾されるべきは韓国や北朝鮮なのです。

 

 桜井氏の行っていた事は、単に末端の人たちに抗議するだけ。もっと言えば「叩きやすい所を叩く」という行為が余りにも目立つのです。

 それに加え、桜井氏の政治思想の柱の一つは「韓国との断交」を掲げています。ならば、韓国や北朝鮮の非道さをみんなに伝える事こそ、桜井氏が真っ先に行う事のはずなのです。

 桜井氏のような政治家が必要なのは間違いありません。しかし、発言が余りに酷い。本当に糾弾するべき人や国を落ち着いて糾弾してこそ、どっかのぱよぱよち~んとは違う「愛国者の抗議」というものではないでしょうか