2020年 第10週 それでもソラウに惚れ続けるケイネスは、エライ
僕が好きなFateシリーズのキャラクターとしては、青王とか、おっきーとかジナコとかきよひーとか桜とか・・・と女の子ばっかりブログに登場するのですが、別に男性キャラクターも好きですよ?雁夜おじちゃんとか、他人とは思えん。
他にも、超人オリオンとかホームズとかモリアーティとか、坂田金時とかジグルドとか天草とかギル・・・とにかく、お迎えしたい鯖がたくさんありますし、アグラヴェインや千子村正の実装を、首を長~くして待っています。そして、今度こそはDr.ロマニと旅をしたいしね。
そんな男性鯖の魅力を堪能できるのが「CBC」こと中部日本放送「カルデアボーイズコレクション」です。
毎年イベント礼装を1枚頂けるのですが、僕は「王権微行」を選びました。☆5礼装だし、ギルにオジマンに朕と、余りにも濃すぎる面々が楽しそうにドライブする様子に、不覚にも爽やかさを感じてしまったからです。何?そんなアホなアイクが愉悦だと!?基本、FGOは水着イベントで女性鯖を水着化し、男性鯖は霊衣のみなのですが、もっと、男性鯖でもカッコイイ色違い鯖とか実装されてもいいと思います。
で、3月初のイベントは「アイアイエーの春風 ~魔女と愉快な仲間と新しい冒険~」という、なんか愉悦部が手薬煉引いてそうなイベントで、8日現在、第3話まで公開されているのですが、昨年と比べるとかなり正統派な冒険物語です。
ただ、以前から指摘されていた、時系列がよくわからない、「偽のカルデア」のお話なのかな?とは思います。
オデュッセウスが登場するのに、ほぼ全ユーザーに参加資格があったり、アトランティスの激闘を繰り広げたのに誰もオデュッセウスの事を知らなかったり・・・と、明るい話なのにやっぱりどこか不穏な感じが漂っています。
あと、満を持して実装されたオデュッセウスで、宝具もかの有名な「トロイの木馬」なのですが、その演出たるや、ヘクトールが「なんであんな怪しい木馬場内に入れちゃうかなこのスットコドッコイ!!」と言いそうな木馬ではなく、すぐにでもスパロボに出演できそうなスーパーロボット、オデュッセウスの見た目も併せて、最早完全に特撮ヒーローのノリで、結局いつもの型月でした。
さて、「ドラクエ」や「FF」のようなパーティーメンバーが限られているRPGと、「ポケモン」や「真・女神転生」のようにパーティーの自由度が極めて高いRPGの違いとして、自キャラクターにも属性が割り振られている点が挙げられます。
例えば「火ポケモン」は「水タイプの技」に弱いですし、トレーディングカードゲームや、そこから派生したソシャゲでも似たように、キャラクター自身に明確な属性による相克関係があります。
でもこういう相性関係って、ゲームバランスの調整が大分難しいだろうな、とは思います。
例えば、FEHみたいに最もポピュラーな赤→緑→青→赤・・・+無属性(パズドラとかなら光⇔闇)でも、どれか一つの属性の強力なキャラクターを追加してしまうと、「もう○○色でいいじゃん」となってしまうし、たまにある五行図や六芒星型の相克関係だと、「なら敵と無関係な属性で戦えばいい」になってしまいますし、そもそも相克関係を覚えること自体が面倒くさくなります。今思えば、ポケモンの相克関係なんかよく覚えられたな~と、それでもエスパータイプ1強で不遇タイプが多数だったから追加タイプとして「あく」に「はがね」に「フェアリー」になんて、もう、どーすりゃいいんだか。
で、FGOなのですが、「属性」に相当する「クラス」として、聖杯戦争における正規の7クラスの他に、「エクストラクラス」が6クラスの計13クラス、更には他作品に登場するクラスとして「フェイカー」に「ウォッチャー」に「ガンナー」に「セイヴァー(セイバーに非ず)」と、「聖杯戦争における正規、ルールって何だろう?」状態なのですが、その13クラスがとにかく覚えづらい!
まあ、アサシン(暗殺者)→ライダー(騎兵)→キャスター(魔術師)→アサシン・・・の相克関係は何となく理解できましたし、バーサーカー(狂戦士)がほぼ全てのクラスに相互相克関係だったり、シールダー(盾兵*1)がどのクラスとも相克関係がないというのも理解できるのですが、それ以外が、本当に、半年くらい経って、ようやく諳んじれるようになりました。
まず、如何にも「清く正しく美しく」を体現していそうな*2「ルーラー(裁定者)」が、如何にも「闇堕ち」している「アヴェンジャー(復讐者)」に弱いって発想がありませんし、そのアヴェンジャーが「ムーンキャンサー」なるイミフなクラスに弱く、イミフなムーンキャンサーがルーラーに弱いってのもイメージが浮かびません。「それこそ逆だろ!」って感じです。理解できたのは、山羊ラビット兄貴の代表作、「アヴェンジャー考察動画」のおかげです。
また、「アルターエゴ(分身)」が、「セイバー(剣士)」、「アーチャー(弓兵)」、「ランサー(槍兵)」の所謂「3騎士」に弱く、それ以外の通称「4騎士」に強いってのも初めは解かりにくく、「3騎士は聖杯の加護を受けているから、4騎士より有利である」という設定を知らないと納得しかねます。
そして、未だに僕が勘違いしてしまうのが、「セイバー」→「ランサー」→「アーチャー」の相克関係です。
この場合、「ステイナイト」でのストーリー展開が元になっているのですが、まず、僕は「ファイアーエムブレムシリーズ」をプレイしているため、「剣士が槍兵に強い」っていう発想がそもそも逆だし、「三国志大戦」をプレイしていたため「槍兵が弓兵に強い」っていう発想も逆。そのため、今でも気を抜いたらセイバーの敵にランサーパーティーで突っ込んだり、ランサーの敵にアーチャーパーティーで突っ込んでしまうのです。
また、それ以外にも隠しパラメーターとして、「天」、「地」、「人」、「星」、「獣」の相克関係があったり・・・*3と、やや取っつきにくいFGOのゲームシステムの中でも、トップクラス複雑怪奇なクラス間の相克関係。クラス間格差も激しいし、ソシャゲなんて裾野を広げてナンボのビジネスなんだし、もしFGO2があった場合、もう少しシンプルに纏められませんかね?