上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

2019年 第46週 石はお星さまになったのよ

 

 バナー広告で「カリン」を見てしまったのと、「Ceci」さんの動画を観ていたので「エピックセブン」を始めました。4回、約1000連近くのリセマラでようやく「カリン」をお迎えしました。あの「カリン」はいい感じにアイク特攻が入りましたね~

 「ランモバ」?知らない子ですね。

 

 「セイバーウォーズ2」のストーリーも終わって、FGOのイベント末期のお馴染みのミッションを埋めや交換アイテム集めをしています。

 皆さんお怒りですが、ミッションを全て達成条件するには全ての高難易度のクエストをクリアしないといけない仕様に苦しみました。

 エリチャン3人組はマシュ、マーリン、ジャンヌで耐久して令呪+石1個、XXはサポート様の(皮肉にも)沖田オルタに助けられ石1個犠牲になりました。最後の円卓5人組が凶悪で、我がカルデア自慢のルーラーを動員したにも関わらず1人落とすのに石2個、「やっと2人に減った!」と思ったら控えが出てきて、初めて5人を相手にしないといけない事が解りテンションダダ下がり。それでももう石を2個割っているために後に引けなくなり結局その後4個、計6個を犠牲にしました。

 もっとも、犠牲に違わず報酬は結構豪華でした。

 

 正直、この1週間感想らしい感想と言えば「なんで高難易度クリアをミッションにするんだ!!」という不満と、「ハロウィン要素どころか正直スターウォーズ要素すらほとんどない微妙なイベントを何でねじ込むのか?」という疑問だけだったのですが、結構気に入ったセリフがありました。

 カラミティ・ジェーンをフレンド様からお借りして使ったのですが、スキルを使った時にポンポンを持って「フレーフレー、マスター」とあの東山ボイスで喋るモーションが妙に頭に残っていて、その後交換ショップの番がジェーンでした。その時のセリフ「このバッヂ、付けてるだけでセイバーになれるんだって。私はアーチャーの自分が気に入ってるから、別に欲しくはないけどねー」が気に入ってます。

 「セイバーウォーズ2」の世界では「セイバーである」ということが最上のステータスとされています。そのため、老若男女、いい人も悪い人もセイバーになりたがっていて、今回の悪役は簡単に「セイバークラスになれるバッヂ」をばらまいて仲間を増やしているのですが、その中でジェーンは「アーチャーである自分」が気に入ってると平然と言っているのです。

 この言葉、僕には結構刺さりました。よくパヨクが「タヨウセイガー」とか抜かしていますが、この世に存在する全てのモノは「何に属しているか」の組み合わせでそのモノの性質と言うのが決定します。これが人間の場合、「家族」、「友人」、「社会」、「趣味」、「病気」、「体型」・・・・最後の方は僕特有の属性になってしまいましたが、とにかく「何に属しているか?」によってその人の属するモノでの性格が決められるのです。その属性内で有利な他の属性を持つものが存在すると、持たないものの立場が弱くなってしまうということが往々にあります。

 例えば、学校なんかでどんなに勉強を頑張っても「イケメン」で「運動神経がいい」人の方が「学生」の属性内では評価が高い・・・なんてことはしょっちゅうですよね。そうなると評価が低い人はどちらかの選択を迫られるわけです。「イケメンで運動神経がいい」人になるように頑張るか、なる事を否定するかです。

 「セイバーウォーズ2」の場合もっと単純で、要は「サーヴァント」という属性内で「セイバー」という属性を持つ鯖の評価が高い。そして簡単に「評価を高める方法」も存在する。言ってみれば、今は携帯電話と言えばスマートフォンが大流行していて、所謂「ガラケー」を持っていても「なんで今更ガラケー?」となるわけです。

 そうなると、高校生や大学生、社会人なんかは、たとえスマホゲームなんかプレイしなくてもスマホにしないとそれが「属性の中で評価が下がるリスク」になってしまうんですね*1。そしてスマホさえ持っていればそのリスクを確実に回避する事ができるのです。

 日本人特有の心理かもしれませんが、「◯◯を持っているだけで済むなら高いモノでもないんだし持っていよう」となるわけですが、そんな環境のなかジェーンは毅然とするわけでもなく、異邦人たるプレーヤーに軽く言ってのけるのです「◯◯を持っていないけれと私はそんな自分が気に入っているんだ」と。ひょっとしたら異邦人だからこそそういう事が言えるかもしれません。しかし、イベント中彼女がセイバーバッヂに興味を示すことはなかったので、恐らく誰に対してもそういう事を言ってのける人なのでしょう。当然、彼女の設定を考えれば「アーチャーとしての誇り」は並大抵のものではないのでしょうが、「自分は自分でいいんだ」という自己を肯定できる強さっていうのは、作中での「偉業」以前からあったのだろうし、むしろその強さが「偉業」から「イベント」までの彼女を支えていたのではと考えると、人が生きていく上で一番大切な指針が「私はアーチャーの自分が気に入ってるから、別にいらないけどねー」に集約されているのではないか、と思います。

 

 今週のようこそ我がカルデアへ。

 

11/10現在

 呼符:5枚

 石:0個

 聖晶片:455片

 要は、カラミティ・ジェーンに心を打ち抜かれてしまって、しかもエピックセブンでリセマラの末にカリンを、FEHのリバイバル召喚で無料分でジグルドをお迎えして気が大分大きくなってしまってこの有様です。

 結果、

その1

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その2

 

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その3

 

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 大☆勝☆利・・・うん、間違いなく大勝利です。流れが確実に来ています。石無いけど。でも僕は待つ。

 無課金の自分気に入ってるから。(強がり) 

*1:確実に下がるわけではないですが、少なくともそのリスクは負う事になります