上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

信仰は儚き者の為に

 気が付いたら「平成」の期間が1年切ってしまいました!!そういえば小渕官房長官が「平成!!」と言った時、僕は満5歳でした。1989年は他にもベルリンの壁が崩壊したり、歴史的な出来事が2つも続きましたが、少なくとも僕は覚えていませんなぁ。そんなわけで僕のニュースに関する記憶は平成のみです。「平成の始まり」を全く覚えていない僕にとって平成の終わりは、しかも崩御によらない改元は非常に特別なものです。今上天皇には元気に、新時代をご覧になっていただこうではありませんか。

 そういえば「平成」ってどういう意味かご存知です?
 「内平かに外なる」「地平かに天なる」の出展から「内外、天地ともに平和が達成される」という願いが込められているのです。昭和が日本最大の危機に瀕した戦争が起きた時代、平和を願うのは当然と言えます。願わくば安倍総理のもとで戦争の最後の負の遺産である憲法9条を、平成のうちに改正し真の平和国家になりたかったというのが国民の願いでしたが。

 元号で忘れてはならないのが「光文事件」です。
 東京日日新聞、現在の毎日新聞は、大正天皇の容態が悪化した頃から新元号のスクープに躍起になっていました。15年前に「大正」を朝日新聞にスクープされたため、挽回に躍起になっていたのです。この時からロクでもない2新聞ですね。
 関係者へ熱心(?)な聞き込みの末、ついに「新元号は光文である」事を突き止め、天皇崩御の数時間後に号外を発表しました。
 しかし、当時の政府は「新元号が漏れた=国家機密が漏れた」となってしまうため、急きょ新元号を「昭和」として正式発表したのです。結果的に東京日日新聞誤報を流してしまった事になり、当時の社長が辞任する事になってしまったのです。あれ?最近どっかで聞いたことがある話ですね。もっとも、最近のはウソをついたのが朝日新聞で、その上朝日は誰も責任を取らずにそれどころ現在の政府に責任転嫁した挙句「朝日はギリギリセーフ」だそうですが。
 やっぱり平成の内に改憲したかったですね。
 次の元号の時代こそ、国民は改憲を成し遂げるはずです。
 みなさん。その栄えある瞬間を、是非今上天皇にご覧いただこうではありませんか!!