上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

IQ≠頭の「良さ」

 サブだけどリビングでブログ書きとか知恵袋回答とか大活躍していたノパソを、事もあろうにアスファルトに落としました・・・今メモリーレスキューに出していますが、本体がリカバリで直らなければ「直すより買った方が安い」状態・・・ああああああ!なんてバカなんだ僕はあああああああ!
 
 まあ、今更後悔してももう遅い。開き直って新しい中古の(!?)安い→コスパがいいPCを探さなければ。ってなわけで、これからパソコンを探す上で分かった「パソコン選びのポイント」を皆様にも大公開したいと思います。

 記念すべき第1回は「CPU」!
 CPUとは、人間に例えれば「大脳新皮質」。こいつの性能が高ければ高いほど1回の計算にかかる時間が短くなる、つまり傍目からみれば頭がよく見えます。PCに求められるのはあくまで「学力」、高ければ高いほど良いに決まっています。
 さて、具体的にどんな数値が「学力」なのか?お店で分かるのが「クロック周波数」です。他のサイトでは難しいことが書いてありますが、まあ「1回の計算にかかる時間の短さ」と考えればOK。基本的にこの数字が大きければ大きいほど「学力が高い」事を表します。
 当然性能が高ければ高いほど「部品としての値段」は高くなりますし、Lの如く考えた分だけエネルギー(Lの場合は糖分、CPUの場合は電力)が必要です。電気屋さんで並んでいるPCが、同じ見た目なのに値段が倍以上違うことがあるのは、このCPUやその周りの部品の値段がトンでもなく高いからです。学力が高い人を育てるには、それ相当のコストがかかるようなモンです。
 ここで疑問クロック周波数が判っても、その数字が高いのか低いのかの指標がありません。仮にトンでもなく高いパソコンを買ったとしても、使うのが「ネットとメールだけ」では宝の持ち腐れ(よく言われるのが、レクサスで近所のスーパーにしか行かない)です。
 ではどこに指標があるのか?それが「CPUのグレード名」です。
 ちょっと前に「インテル、入ってる」ってCMをよく観ませんでした?この「インテル」って言うのは、正確にはCPUを作っているアメリカの会社の名前なんですが、看板商品であるCPUに「Intel○○」って名前をつけているんです。シェアも高いので、日本で売っているPCには9割方インテルのCPUを使っています。
 で、具体的なグレードの名前と性能を「いい順」に。具体的なクロック周波数は年々進化するのであんまり書かずに・・・
Corei7
 所謂「高級品」で、動画の編集や銃を撃ちまくるゲームをしたい時に。ハッキリ言って、「パソヲタ」でもなければ高確率で宝の持ち腐れになります。
Corei5
 「一般向け高級品」です。何を言っているかわからねーと思いますが、DVD作成とか作業用動画を見ながらパワポを作りたいとか、「パソコンに詳しい」程度の人の「あれもやりたい、これもやりたい」にぴったり。あと仕事で使うとか。
Corei3
 「そこそこいい」CPUで、PCを生活に役立てたい人向け。音楽を管理したいとか、写真を管理したいとか、ブログを書きたいとか、町内会の名簿を作りたいとか。そういう「一般人向けのいいやつ」なので、パソコン購入の際は「余裕があればこれくらい欲しいね」の最低ラインです。
Pentium、Core2-DUO
 今は作っていませんが、中古品ではかなり出回っているので。グレード的にはCorei3のすぐ下で、「PCでそこそこのことがしたい」人でお金を抑えたい人向けです。ただ、今はこの下のCeleronの性能が上がっているので、よほどお金に余裕がなくて「中古じゃないと無理」とかでなければまずお世話にならないと思います。
Celeron
 所謂「廉価版」です。昔はCeleron(笑)と言われていましたが、現在は性能が進化して十分な作業が可能です。DVDとかも焼いたことがありますし、特にこだわりがなかったり、サブマシンにぜひ。
Atom
 なかなかの曲者で、持ち運び前提の小型のPCやタブレットなんかに入っています。省電力で正直ひとつの作業に集中しないと、つまり音楽流しながら文章書くとかは結構厳しいです。正直、タブレットでなくPCを選ぶのであれば避けたほうがいいです。

 まああくまで目安ですし、「Celeronで十分」て言う人も多いです。ポイントとしては「高ければ何でもいいってわけではない」事と「Atomはなるべく避ける」ことですかね。いいやつ買おうと思えば「Coreiシリーズ」を「安いのでいいや」ならばCeleronがオススメです。