上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

○いリンゴに敵意をよせて、黙って見下す「マイナー機」

 パソコンのマック、いやここはMacと表現するべきでしょう、ヤマダ電機のアップルコーナーで見るたびに感心するんですよ。
 MacBookのあの外観、任天堂信者の僕が見ても感心してしまうほど無駄がありません。スタイリッシュにもほどがあります。iMacのコンパクトさとディスプレイがこれまたスタイリッシュ。通っているプールの近くにカルコスがあるのですがそこで使われているのはiMacで、店に入るたびに洗練されたものを感じます。iPhoneは友達や職場の人がが数人使っていますが、iPhone5以前のコンパクトで統一感のある、iPhone5S/5C以降のカラフルでありながら従来の基本デザインを崩さないデザインは見ていて飽きません。iPadをかばんからすっと取り出し調べ物、大画面なのにゴテゴテしていないデザインは本体だけでなく使っている人すらもかっこよく見えます。
 でも、僕はぜーんぜん使ってませんよ。PCはWindows、タブレットはAndroid、どちらもNEC製です。あ、そういえば携帯もNEC製だ。なんでソフトバンクから撤退するんだよ~(泣)だいぶ前からWindowsPCを使っているのもありますが、世の中にあるPC用品はほとんど8割方はWindows関連ではないでしょうか?なによりWindows対応ソフトはどこにでも売っている上に割引も効きますが、MacOS系はたいていアップルストアから直でダウソしなければいけません。ぶっちゃけ、スタイリッシュさを重視しているけれどユーザーの選択肢がなさ過ぎて創意工夫ができないのが僕がアップル製品を使わない理由のひとつです。ゲーム機だって周辺機器を自分で選ぶ時代ですよ。なにより、高い。すべてあつらえてもらうのがいい人以外はアップル製品を買う理由がありません。
 思えば、ⅰPodが大流行した時、世間ではようやくPCが「一家に1台から一人1台へ」の流れになりつつある時でした。ちょうど2001年ぐらいですが、その当時WindowsとMacの違いを理解できる人ってどのくらいいたでしょうか?それでⅰPodが流行したのだから、当時僕は「これからはMacがシェアを伸ばすのでは」と思っていたのです。2015年になってどうでしょうか、確かに2001年よりかはシェアは気持ち伸びましたが、メジャーとは言い難いです。それなのに携帯音楽プレイヤーといえばⅰPod、スマホといえばiPhone、タブレットといえばiPad、しかも安くはありません。まあ僕もウォークマンとiPodならiPodですしエクスペリアに比べればiOS系ですが日本人がアップルが好きでだからではないのは明白です。ちなみにここまでiOS系が普及しているのは日本ぐらいです。
 日本人はどうも「なんとなくよさそうだから」という理由でものを選ぶことが多いと思います。「なんとなく」みんなiOSを持っているから、自分もiOS系にするという人が結構いるのです。たとえば、僕はスマホをトイレに落として以来、「スマホにするなら防水で且つおサイフケータイがついてないiPhoneなど論外!」というスタンスでした。どうも日本人にはそうゆうスタンスが欠けているのではと。そういえばNINTENDO64が壊れた時、親は「今はもっと別のいいゲーム機(=プレ捨て)があるみたいだし」と言っていました。そうゆう問題ではないというのにこのGK!
 こうゆう、PCはWindows、携帯系はiOS系、みたいな妙な光景は当分続くのでしょうか?もう一度声を大にして言いたい。アップル製品は高いよ。