上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

老害多くしてSMAP解散す

 「5」って言うのは神秘学的には「亢進、発展」を示すんですよ。
 これをグループに当てはめると、「対外的には爆発的に人気が出るけれど、内部的にはゴタゴタが絶えなくなる」とのこと。そして人気が出れば出るほど、「影」と言うべきゴタゴタも大きくなる・・・

 そんでもって、大きく報じられたSMAP解散。確かにメンバー同士の中は悪そう・・・いや、一昔前だったら「イケメン共(以下自主規制)」となっていたと思うんですが、やっぱり解散となると心の片隅に寂しさを禁じ得ません。時流に乗ってCD2枚持っているし。
 さてさて、下世話なメディアの代表格、週刊誌にはSMAP内部の人間関係図が載っていましたが、どれも「別の雑誌には載っている情報」がそれぞれ欠けていて、全てを統合した図がありません。
 なので、なければ作る!!ちょっと力作よ~ん
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 う~ん、色々な雑誌の情報を統合したんですが、何ともミもフタもない人間関係図ですな。解散を推進するのは3人なのに、阻止するのはたったの2人。それも連携がまったく取れていないのだから、グループ全体としては「解散」に傾く一方。あとキムタクがお盆休みで遊びに行っている最中に、他の4人がジャーニーさんに解散を申し入れたとのこと。ネットでは「キムタク戦犯説」が流布していますが、やっぱり「グループの解散」という大事を、1人欠けた状態で決めちゃうのは「ちょ待てよ」ってなると思いますよ。
 ここまで来ると飯島さんの独立騒動以前に、メンバーの「SMAPと言う名の枠」に対する思い入れってそんなになかったんじゃないかなと思います。ミもフタもない言い方をすれば「SMAPなんて無くなっちゃえばいいや~」って、少なくともゴロちゃんとつよぽんとしんごくんは思っていたという事。飯島さんはそんなメンバーを必死にまとめていたんだな。と。メチャクチャ苦労されていたんだな。と。
 学生の時でも社会人の時でも「5人グループ」を作っていた人ならお解りかと思いますが、「5人そろって和気藹々」などという状態ではなく、大抵2人同士が2つ、でもう一人が行ったり来たり(そしてその組み合わせは随時変わる)で安定します。そしてグループが崩壊する時って大体意見が1:4に偏った時です。
 そうなるとキムタクに「グループ存続」の意志が本当にどこまであったか?独立騒動の時も1人ジャニーズに残ったのも、他のメンバーよりもしがらみが多かったからなのは想像に難くありません。お子さんの病気で某片田舎の病院に通っていたのは、その地方では有名な話。そんな状態で独立なんてリスクが大きすぎます。もし解散を阻止したいのなら、連絡可能なゴロちゃんを無理やりにでも抱き込んで上の図でいう紫色にして、解散阻止勢力をとりあえず過半数にしてつよぽんを通してしんごくんを説得・・・という非常に七面倒くさい努力をするぐらいの事は必要だったはず。つまり、キムタクすらも「安定すればなんでもいい」という感覚だったのでは・・・
 すなわち、解散騒動があった時点で既に「詰み」だったSMAP。解散騒動の裏には経営者一族と敏腕社員の美味しんぼもビックリの確執があったのは公然の秘密。ジャニーズ事務所は経営者の影響力を気にし過ぎて、大事なモノをたくさん失ってしまったのでは・・・
 
 さて、ワリを食ったのは、その他の飯島さんの管轄だったグループ。具体的にはキスマイとか山下君とかセクシーゾーンとかABC-Zとか。派閥まとめ→http://matome.naver.jp/odai/2140548046326271301
若い衆はSMAPのバーターが大事な収入源であり名前を売る絶好のチャンス。アホなメリー老害のせいでチャンスは目減りするのは必至。そうなると第2第3のSMAPや飯島さんのような敏腕スタッフが表れても全く不思議ではありません。
 ここ数年は、ジャニーズの影響力の変化をよく観察した方が面白いかもしれませんね。