上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

草しか食べないのではない、食べられない肉が多いだけ

 友達が結婚するそうです。あと職場の先輩から早く結婚しろと言われています。僕の周りで「結婚」という言葉がよくみられるようになりました。
 僕の大好きなTV番組のビーバップ!ハイヒールでは「なぜ草食系男子が増えたのか?」という話題が今週あったのですが、理由はSNSでのつながりなどで得られる快楽は恋愛で得られるそれと同じで、面倒くさい恋愛よりもSNSの方が簡単だからというものでした。SNSやってないのに恋愛経験のない奴を結構知っていますが・・・。
 マスメディアの論調は一貫して「甲斐性の無い男が多くなった」と言っています。僕も似たような理由で捨てられました。では「甲斐性」って何なのでしょう?答えは簡単、¥です。要は正規職員の男です。それも将来性のある事業所の。この時点で無理難題です。そもそも正規職員になることが難しいし、正規職員でもブラックな企業に入社したら結婚は難しいです。ちなみに僕は後者で、ちゃんとした事業所に就職して養っていきたい・・・と喘いでいたところでした。もし女性が「苦労するかもしれないけど、よくなるまで一緒にがんばろう」と言ってくれれば結婚に踏み切る男性なんて山ほどいます。それを言わない女性は結局男性を就職先か金蔓としか見ていないのです。
 また、女性はイケメンが大好きです。人は見た目が9割です。特に女性は、ブサメンはイケメンより顔以外のスペックが数倍上でないと同率の恋愛対象と見ません。それは男性でも同じでは?
 実は男性のいわゆる「B専」は割と市民権を市民権を得ています。男友達同士の関係でたとえお互いのパートナーのスペックに差があってもそれは「その人の好み」として悪くてもネタ程度の認識でしかありません。逆に女性はパートナーのスペックがダイレクトに自身のスペックの一部として跳ね返ってきます。つまり女友達同士の関係でもしパートナーのスペックに差があると、それがお互いの立場の差となって現れてしまうのです。
 こうしてみると少子化や非婚、晩婚化の原因は女性の「男性のスペック主義」と言えます。
 スペックが低い男性はいい目を見ませんし、それを女性は言ってみれば「スペックが低い報い」としか見ません。スペックが高い男性は女性に苦労しないので、女性を通して世の摂理を知ることができます。スペックが低い男性はそれができない上に中途半端に疑似的な恋愛ができるコンテンツが昨今存在するので、無駄に幻想を抱いて現実の女性に幻滅します。ちなみに男性の母親が真面目な女性だと、いわゆる肉食系な女性に幻滅しやすいそうです。
 今必要なのは、もっと恋愛や性、結婚についてもっと真摯に考えるという意識改革でしょう。人間にとって恋愛というのは本能であれ理性でコントロールができる地球で唯一の生き物だのですから。
 
 〆の一言
 知恵袋でも似たような事書いた気がする。