2020年 第38週 「グランドオーダー/冠位指定」な話
27日現在、空にしたボックスは84個。
セイバー、アーチャー、エクストラクラスの全鯖のレベルがカンストし、霊基保管室を上限いっぱいまで拡張し、その中にALL種火を詰められるだけ詰めました。
後はひたすら鯖をカンストさせています。
個人的には、こういう、鯖が1騎1騎カンストする様を見てるのが好きなのかもしれません。ほら、なんというか、数百はあるカードを1から最後の数字まで全部並べるのが好きというか。
さて、Fateシリーズを全く知らなかった僕がFGOを始めるきっかけというのは、主に2つありまして、
1つ目は、各種ガチャ動画。「お目当て」の当選確率が低いFGOは、やっぱり各うp主様にとっては劇的な動画にしやすいのもあって、すごく楽しみにしています。で、ならば自分も、無課金でやってみようと思い至りました。
そしてもう1つが、「フェイト/グランドオーダー」という名前です。
僕は語感が好きな所があって、「グランドオーダー」って他のソシャゲと違ってすごく響きがかっこよくないですか?大抵ソシャゲってどちらかと言えば「馴染みやすさ」に力点を置いて作られているので、「硬派」な感覚が頭から離れなかったのです。もっとも、ゲーム部分が「硬派」を通り越して顎関節症になりそうなくらいなのですが。なんかこう、コンシューマゲームで確かに感じた、「ワクワク感」が凄く出ていたんです。そんで結論、RPGが好きならゼノブレイドやろうな!!
しかし、この「グランドオーダー」という言葉、型月世界ではあまりいい意味で使われているわけではなさそうで・・・
そもそも「グランドオーダー」は「封印指定」とも呼ばれていて、型月Wikiによると、簡単に言えば「あまりにもレアな能力を持っている魔術師に『冠位』と呼ばれる特別な位を与え保護(という名の幽閉ー封印)される。魔術師にとって行動を制限されることは致命的なので、大抵は逃げ回ることになる」という、確かに本人にとって幸せかどうかは微妙な用語です。実際問題、型月作品では多くの逃げ回っている冠位の魔術師が登場します。
そんなネガティヴな意味を持つ言葉をわざわざソシャゲのタイトルに採用したのでしょうか?
それでは今回は、FGOに登場した「グランドオーダー」という言葉から、タイトルの意味を考えることにします。
FGOに「グランドオーダー」という言葉が登場したのは3回。それも「特異点F」の11節のしかもアバンタイトルが「グランドオーダー」での話のみ。
その1:黒王(?)の発言
「結局、どう運命が変わろうと、私一人では同じ末路を迎えるという事か」
「いずれ貴方も知る、アイルランドの光の御子よ」
「グランドオーダー 聖杯を巡る戦いは、まだ始まったばかりだという事をな」
その2:オルガマリー・アニムスフィアの発言
「・・・冠位指定(グランドオーダー)・・・あのサーヴァントがどうしてその呼称を・・・?」
「え・・・?そ、そうね。よくやったわ、(プレイヤー名)、マシュ」
その3:ロマニ・アーキマンの発言
「これによりカルデアは前所長オルガマリー・アニムスフィアが予定した通り、人理継続の尊命を全うする」
「目的は人類史の保護、及び奪還。探索対象は各年代と、原因と思われる聖遺物・聖杯」
「これはカルデア最後にして原初の使命。人理保護指定G・O(グランドオーダー)。魔術世界における最高位の使命を以て、我々は未来を取り戻す!」
これを見る限り、このゲームでのグランドオーダーは、
オルガマリーの言った、「冠位指定」という意味
ロマニの言った、「人理保護指定」という意味
の少なくとも2つ。ないし黒王(?)が言った「聖杯を巡る戦い」という意味の3つで使われている事になります。
ここで問題なのが、オルガマリーが黒王の発言に対して、明らかに動揺している点です。確かに魔術師の間でのスラングをなんでコイツが使っているのか?という疑問もありますが、オルガマリーの動揺の仕方は、「冠位指定」が明らかに「他人が知るはずもない用語」であることを物語っています。
さらに言えば、グランドオーダーの表記も「グランドオーダー」「冠位指定」「G・O」とバラバラであり、一見取り付く島もない話なのですが、今回は、1つの仮説を提唱させていただきます。
その名も「グランドオーダー、1部と2部で意味が違う説」です。
・・・続きはまた来週