上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

2022年 第2週 アーケード版が世紀末っぽい

 まあ、基礎があのディシディアFFですからw 

 

 年が明けてからというもの、正月ミッションはあって仕事始めまではワリと楽しめたのですが、結局元日がピークでしたね。あとは気が向いたらガチャとか引いて爆死して・・・を繰り返しました。

 12日からは復刻事件簿イベントが始まるし、ライネスとかルヴィア(!?)とかのイベントの中核を担う鯖があらかたお迎えしているので楽勝というものです。

 え?ヘファイスティオン?

 

警 告

 ここから先は期間限定イベント「非霊長生存圏 ツングースカサンクチュアリ」及びメインストーリー「2部6章 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ:星が生まれる刻」までのネタバレを含みます。

 

 書くこともないので、昨年末のイベント「非霊長生存圏 ツングースカサンクチュアリ」の感想でも。

 なんというか、なんとな~くイイハナシになっている感がありましたが、いやいや、コヤンスカヤの正体から解決法まで、「そんなのアリ?」と思うような展開の連続でした。特にNFF本社までのお話が面白かった分、最後の最後で「ありゃりゃ?」という感じでした。

 そもそも第7の人類悪・Uーオルガマリーへの対抗策が皆無なのは、途中で出てきた切り札的な超兵器、ブラックバレルが通用しないという点が大きかったはず。人類悪はグランドサーヴァントの力を行使しないと「その時代のいかなるモノを使っても絶対に対抗できない存在」であり、「ビーストの幼体」のコヤンスカヤに関しては対抗策があるうちに叩く。そのうえでU-オルガマリー対策として「多数の鯖による同時展開作戦」のテストを行う・・・というのがノウムカルデアの最初の主な作戦でした。しかしコヤンスカヤの固有結界によって人間の鯖はほぼ無力化されるものの、冠位候補の太公望の尽力と「地球の災害」の代表格である伊吹童子の力によって解決・・・という流れはいかにもFGOらしいストーリーなのですが、イベント当初からの疑問が。

 なぜノウムカルデアはブラックバレルを量産しないのでしょうか?

 確かに本命はU-オルガマリーであり、作戦をテストすることは非常に重要ですが、バックアップとしてのブラックバレルはコヤンスカヤに対して効果があるはず。実際にハベニャンがブラックバレル要員としてマシュに同行しているのだし、2部6章の描写から十分な魔力量があれば誰でも使用可能なのは明白。だったら、ノウムカルデアが真っ先に行うべきはブラックバレルをせっせと量産して、あるだけの分を鯖に持たせるくらいのことをすべきだったのではないでしょうか?そんでもって、もし当初のオペレーションが失敗したらありったけのブラックバレルをコヤンスカヤに向けてブッパする。まあ撃った鯖は退去してしまうでしょうが、相手が相手なので四の五の言ってはいれられないはずです。「人間の鯖は顕現を維持できない」という展開にするにしても、「鯖でワラワラしてだめだったらブラックバレルで飽和攻撃するわ」くらいの発言で十分伝わります。

 そもそも2部6章の時点で、ブラックバレルはシナリオ的に若干持て余し気味だったのは判りました。もし普通にマシュが持っていたら「なんでこの場面でブラックバレルを使わないの?」ってなりますし、汎人類史との境界が曖昧だった異聞帯では令呪の魔力補給も最悪可能になるので、ここぞという時に遠慮なく撃てる、イージーな展開になってしまうのは目に見えているのです。元々ブラックバレル自体が「鋼の大地」の重要なアイテムであり、ファンサービスとしては「アリ」だと思うのですが、FGOにおいては、なんかもうスターウォーズの悪名高い「ハイパースペース特攻」と同レベルの禁じ手になっているのではないでしょうか?

 OPにてマシュが使ってるブラックバレルとハベニャンが宝具で使うそれとは形状も異なっているし、エクスカリバーがU-オルガマリー対策の切り札として実用化を急いでいるという発言から、ブラックバレルにも何らかの設定変更が加わるのは確実だと思いますが、こういう細かいツッコミどころも違和感なく伝えるのは、実は重要なのではないでしょうか?

 

 あと、先のイベントはお馴染みの「6.5章」に相当するイベントで、「5.5章」だった「地獄界曼荼羅」と同じ立ち位置・・・と思っていたのですが、その「地獄界曼荼羅と同じ立ち位置」であり「ツングースカサンクチュアリ」の事だと思っていた6章と7章の間にある光点が未だに消えないのは何故だろう?