ポリコルリコ 余談
今日ブログ書こうとしてPCを立ち上げて、そんでもってアマゾンを見ていたんです。再販予定の「プロジェクトL」の入手のメドが立ったので、アマゾンの欲しいものリストを整理していたら、「とあるボードゲーム」が入荷されていました。
そのボードゲームの名は、「逆統戦(コミースレイヤー) 地と海の革命者へ」です。
つべの広告で流れて気にはなっていたのですが、どうにも入手難易度が高い上にアマゾンで出品されても直ぐに売り切れ・・・という状態だったのですが、最近入荷されたようです。
なぜ気になったのか。それはゲームのコンセプトが「東方諸国が一丸となって中共を倒す」というものだからです。
台湾の、中共の侵略に抵抗する人たちが作成し、売り上げも中共への反対運動に使われるとのことですが、プレイヤーは、中共の周辺国家、例えば台湾や香港、南モンゴルにチベットにウイグルにガザフに満州と、中共に侵略されたり、今まさに侵略の脅威に晒されている国々となって戦うか、中共の手先になって東方諸国を侵略するかのアブストラクトになっているそうです。感覚としては人間側と怪獣側に分かれてプレイする「ボルカルス」に近いでしょうか?また、日本語版限定で、東方諸国勢力に日本が加わっているとのこと。
おりしもロシアがウクライナを攻撃して、マスゴミが侵略以前のロシア寄りの論調を手のひら返しでウクライナの惨状が伝わる中、日本や台湾への中共や南北朝鮮といった共産勢力の様々な侵略は日々繰り返されており、例えば「ウクライナには親ロシアの住民がたくさんいる地域がいるんだ」というフェイクニュースをマスゴミが散々まき散らす等、誤った情報による世論誘導はひっきりなしに行われているのが現状なのです。もはやウクライナへの共産勢力の武力侵攻は我々日本人にとって対岸の火事ではなく、明日の日本、明日の台湾だという事を胸に刻み、例えば憲法9条がどのくらい役立たずなのか、特定野党は当然として自民党や維新・国民民主の中の「リベラル勢力」が如何に極悪人なのか、台湾でも国民党の連中の悪質性等、もっと広く認知される必要があります。
さて、ボードゲームファンとしてはあまりにもレアな一品であり、保守系の日本人としては台湾を応援したいという気持ちから、是非とも購入したい思っていますが、生憎、カードの締め日までは動けない状態なのが非常に情けないです。あと4日、果たして在庫が持つだろうか・・・
そういえば、在庫で感じたのですが、東方諸国の他に、中共に取り込まれてしまった少数民族も味方にできるのですが、東方諸国にも少数民族にも「朝鮮」の文字が無いんですよね~
朝鮮と中共は一心同体ってことか。
2022年 第10週 心にほむほむを灯して
先週から「ホワイトデー・スペクタクルズ」が開催されていますが、まず驚いたのが、イベント礼装の気合の入り方。
まさか、概念抽出の後に礼装の内容の小芝居を聞けるとは!しかもギャグ的な内容からシリアス、耽美チックなものまで非常に幅広い。キャンペーンサイトにも各礼装毎のイラストがセリフ付きで載っているなど非常に豪華!ちなみに僕のお気に入りの小芝居は「カルデア不良組」。マンドリガルドの演技がツボです。あとカイニスがイベント礼装唯一の女性鯖なのに、イラスト、ボイスどちらも違和感が全く仕事しないのもツボ。
あと、イベント開催当日から毎日、ログインで呼符と星見のティーポットがもらえるのは素晴らしい。オルジュナの素敵ボイスが流れるのも素晴らしい・・・はずなんですが、アルジュナやオルジュナのFGO生放送中に師匠のおっぱいを揉むような声優の残念さを考えると、途端に滑り倒してるだけに聞こえるのが不思議。
全体的に楽しげなイベントですが・・・中核を成す重要なイベントのはずの「15人の理知的なメガネたち」に関して、正直やっつけ仕事感がここまで露骨に出るとは思いませんでした。
まず導入が異常に適当。ロリンチちゃんのセリフがライターの精神状態を物語っている気がします。シナリオ展開も、「如何に登場する鯖に眼鏡をかけさせるか」が主軸に置かれているのがまる分かりだし、聖杯戦争への持って行き方も強引、本来は剣吞な意味合いで観ている側も予断を許さないはずの聖杯戦争の内容が小学校のお楽しみ会みたいなテンションでものすごく中弛みしていて、ギャグシナリオなのかシリアスなのか安定しないのです。しかも、今まではギャグイベントでもシリアス成分が入って面白いシナリオは多かったのに、今回は、油分とそれ以外の成分がどれだけ振っても混ざらなくて脂っぽいんだか水っぽいんだかわからない自家製ドレッシングのように、ギャグ寄りなのかシリアス寄りなのかが分からない感じになってしまっています。
新鯖と思しきマイケルもコンスタンティヌス8世とかコルテスとか言われてますが、コンスタンティヌス8世はともかく、コルテスとか、あの立ち絵がコロンブス見たく顔芸し始めるとか、あんまり想像できないです。コロンブスは独特な絵柄と正体を表す前から顔芸していたから悪人面でも違和感がなかったのであって、ああいう無表情な立ち絵が開き直った極悪人を演じるのはかなり無理があると思っています。
2022年 第9週 視力回復メゾット
PC仕事時代は視力が0.2だったのに、病院に転職してから0.7になりましたw
とりあえず、予告したキングプロテアのガチャの結果、
24連の完全勝利!!
さて、ホワイトデーのイベント、「ホワイトデー・スペクタクルズ」と、そのコンテンツの一つとして「15人の理知的なメガネたち」が発表されました。
いつものように「カルデア・ボーイズ・コレクション」の名前がなかったり、複数のコンテンツが用意されているなど、これまとは形式が違うようですが、一体どんなイベントになるのでしょうか?新しい試みに期待です。
それにしてもというか、今までも眼鏡をかけた霊衣が追加されていましたが、今回は一気に15騎の眼鏡の霊衣が追加、しかもうち13騎が男性鯖とか、運営は眼鏡男子に何か思い入れでもあるのでしょうか?
2022年 第8週 Switch版パズドラ始めました。
これでカリンやミナカに会える?
さて、バレンタインイベも終わったのですが、とりあえず、
何となく周回していると、どうしても周回に便利な鯖のバディランクが上がってしまって、不本意な結果になってしまうかもしれません。
僕の場合も、「バディランクが上がると絆ポイントの獲得量が増える」という仕様だったので、おっきー2騎を前に出してオダチェンさせたりしていたので運よくこうなったのですが、そもそも事前告知ナシというのはアンマリではないでしょうか?
兎にも角にも、僕は3種類の立ち絵全てのバージョンをスクショしておきました。
さて、今年も新鯖のバレンタインイベントを見て、色々な一面を垣間見たのですが、特に衝撃的だったのが、ゴッホとモルガン様でした。
流石にネタバレになるような事は書けないのですが、ゴッホに関しては「立ち絵ってこうなってたんだ~」と無駄な驚きがあったり、モルガン様に至っては「モルガン様のギャグシナリオってこんな感じなのね」と妙に納得してしまうようなストーリーに仕上がっていました。
一応完走はできたのですが、どうも、お馴染みの累積ポイントがやたら貯まりにくかった印象です。僕だけだと思っていたら「KENKENさん」も似たような事言っていたので、案外皆さん感じていたかもしれません。おかげで、累積ポイントの獲得効率のいいクエストをWコヤン杖ニキパで周回することになったので、危うく杖ニキやコヤンが「ベストバレンタインバディ」になってしまうところでした。
さてさて、このブログが書き終わるころ、「CCCイベ」の無料開放記念ピックアップの第2弾のキングプロテアガチャが始まります。
今回こそ、キングプロテアちゃんをお嫁にできるように全力(22連)で回す所存です。
ポリコルリコ
いつもボドゲカフェやボドゲ会では、主に45分以内に終わる「軽~中量ゲー」を主にプレイしますし、持っているボドゲも大体そのくらい。基本的に色んなゲームをプレイしておきたいので。
しかし、たまには重量級の、しかも2時間越えのクソ重たいコンモリ・コッテリ・高カロリーなゲームをプレイしたい衝動に駆られるのもまた事実。プレイの際は「重ゲーは大丈夫ですか」と確認するのが真のボドゲーマーだ!
僕も1つは重量級の高カロリーゲーを一つは・・・というより、基本軽ゲー派なので、一つ持っておいても良いだろうと思い、拡張版もコンプリートできそうなボドゲ色々と調べてはいました。一旦は、2022年にリリースされるとされているリメイク版のラ・グランハを狙ってはいたのですが、僕のボドゲ情報収集能力はまだまだのようで・・・
そう!ボドゲ界に燦然と輝くワーカープレイスメントの金字塔!拡張やプロモカードも全部入りのプエルトリコのリメイク版の日本語版が10日に発売されることを、今月に入って知ったのです!!
しかも、ラ・グランハよりも断然安い。
探したら駿河屋で送料無料で売っていたので、速攻で購入。駿河屋は発送がゆっくりめなので、首を長~くして待っている所です。
しかし、このリメイク版プエルトリコ、なにやらキナ臭い事態になっているようで・・・
というのもプエルトリコというゲーム、設定上スペインの植民地時代のプエルトリコを舞台に、プランテーションを作って利益を上げるのが目的なのですが、ワープレに付き物のワーカーコマは茶色。
植民地時代にプランテーションに茶色のワーカーコマ。ハイそうですね、黒人奴隷ですね。つまりはこのゲーム、黒人奴隷に号令をかけつつプランテーションやら町やらを発展させていくわけです。
また、リメイク版プエルトリコの正式名称はプエルトリコ2020。
Wikipediaのページには変態新聞の有料記事のリンクが貼ってあり、読んでみると「米国大統領選挙」やら「BLM」やら、変態新聞と合わせて相当に胡散臭い内容になっているのですが、まあ要は、奴隷制度がルールの基盤になっているゲームというのはいかがなものか?という内容なのです。
ポリコレの波がついにここまで来たかという感じで、リメイク版プエルトリコではワーカーコマは紫色に変わっているそうです。
一応「ボードゲームギーグ」という、日本でいうところの「ボドゲーマ」に相当する外国のファンサイトでも、奴隷制度の扱いに関して議論が行われたみたいですが、変態新聞がBLMを引き合いに出すという、日本人にとって反感を買うような行為に及んだこともあって、僕としては、なぜワーカーコマの色を変えるような愚挙を犯してしまったのか?とい残念な気持ちになりました。
そもそも、トランプ大統領の再選を阻止し、バイデンの不正を後押ししたBLMやアンティファ自体が、シナやコミンテルンの意を受けて結成された組織である事は紛れもない事実です。またこのような運動にシナからお金どころか火器まで支援されているのだからタチが悪い。BLMやアンティファは、黒人差別解消や民主主義を守るためでもなんでもなく、むしろ、民主主義や黒人を蔑ろにするための運動なのは明白です。
そういった連中が、最近、過去の大統領の名前が付いた学校を、別の名前に変えようとする運動を行っているのをご存知でしょうか?連中は、例えば「ジョージ・ワシントンは黒人奴隷を使っていた。ワシントンはけしからん人間なのだから学校の名前に採用するのは不適当だ」という理由です。
ボケ老人とシナ犬ハリスバイデンを大統領に担ぎ上げた連中が、こういった歴史的や文化を否定してまわる事を「カウンターカルチャー」と言います。当然バックにいるのはシナに代表されるコミンテルン。
こういった運動は、何もアメリカだけで起きている訳ではなく、例えば日本でも、一時期、黒人を想起させるような「だっこちゃん人形」やら「ちびくろサンボ」やら「ジャングル黒べぇ」等が発売中止になった例はあるし、現在でも、シナや朝鮮やそのシンパのパヨクが中心となって、日本の歴史の捏造や文化の否定を行っているのは周知の事実。
また、黒人の犠牲ばかり強調していますが、例えば第二次世界大戦後にシベリア抑留で5万人以上の日本人が犠牲になったことを、マスゴミはどのくらい報じているでしょうか?また、朝鮮を中心に、従軍慰安婦なる架空の被害者を作り出して、パヨクも一緒になって騒いでいますが、なら「からゆきさん」にも同じような賠償請求があったでしょうか?そもそも、シナは現在進行形でチベット人やウイグル人を奴隷として働かせていますよね?
アメリカのカウンターカルチャーの件にしても、例えば1863年に奴隷制度が廃止されるまでは、少なくとも黒人奴隷を使役すること自体は合法だったはずです。というか、当時の経済自体、合法的な奴隷制度があることが前提でした。乱暴に言えば、現在の農家が農機具を買ったり、ちょっとお金持ちの家がルンバを買ったりする、そういう認識で奴隷というのは使われていたのです。当然、奴隷とされた人達にとってはたまったものではないでしょうが、当時の認識を、現在の尺度で「コイツはけしからん」と定義することは、果たして正しいことなのでしょうか?
シンボリックな被害者を過剰に演出し、その実被害者救済のために少しも動こうとはしない。「日本人やチベット人、ウイグル人なんていくらでも不幸になってもいい」と言わんばかりに特定の国の被害に言及しない。それどころかまったく架空の被害者まででっち上げる。そういった人たちの声に対して、譲歩すること自体が愚挙なのではないでしょうか?
日本のゲーム会社でも、例えば任天堂の「ファイアーエムブレムif」にてLGBT運動の連中からの抗議に屈して同性婚が可能になったり、カプコンの「ストリートファイター2」の移植版にて朝鮮の言いがかりに屈してエドモンド本田のステージの旭日旗に類似する演出を削除したりと、あからさまに「文句の言いやすい所に文句を言う」行動に対して譲歩してしまうことがあります。そうなれば連中の思う壺。「〇〇を行ったんだから、別の要求も聞け」とか「〇〇も要求を吞んだのだから、お前も要求を呑め」という口実になってしまうのです。
今回、リメイク版プエルトリコを発売したアレア社が、エセ人権活動家の要求を吞んだのか、はたまた「自主規制」をしてしまったのかはわかりませんが、そういったタチの悪い連中に付け入る隙を与えてしまったのは紛れもない事実です。
また、日本のコンテンツでも、共産党員だった手塚治虫の漫画には「作者には差別的な意図はなかった」「当時の表現を尊重する」旨の但し書きを付けるだけで済んでいるという、これまたパヨク優遇の措置が取られていますが、リメイク版プエルトリコでも、こういった措置をとって対処するという選択肢はなかったのでしょうか?
確かに黒人奴隷というのは許される行為ではありません。
しかし、それとシナやコミンテルンやパヨク連中の一方的な主張を直列つなぎにして言葉狩りや表現の規制一辺倒になってしまうのは、果たしてパヨクの言う「多様性」や「表現の自由」の侵害にならないのでしょか?
2022年 第7週 鯖分裂ノ話避ケル時
この時期恒例ではありますが、今年のバレンタインイベントである「マナナン・スーベニア・バレンタイン」ということで、バレンタイン鯖はマナナン・マクリルが憑依したバゼット・フラガ・マクレミッツと。取り合えずイベントのタイトルロゴが青色と紫色で、お世辞にもチョコレートという食べ物が絡むイベントとしては色々とマズそうな配色なのはどーにかならなかったのでしょうか?
バゼットさんと言えば、「Fate/hollow ataraxia」が初出で封印指定の魔術師を討ち取るのがお仕事の「封印指定執行者」であり、人間でありながらフラガラックを使えたりとか、なんで使えるかと言えば「そういう伝承保菌者だから」という設定があるという設定で、イベント中での凄まじい戦闘力やカレンとの絡みや一部「?」な発言も納得という所ですね。
また、フラガラック使いという事もあり、伝承でフラガラックをルーに与えたとされる「育ての神・比較的温和な男性神」としてのマナナン・マクリルが、男勝りで生活能力が無い女性のバゼットに憑依するのもある意味納得という所でしょうか。ただ、マナナン・マクリル自体が、奥さんとクー・フー・リンが不倫したというエピソードも持つので、第五次聖杯戦争の際クー・フー・リンを敬愛して鯖としたバゼットさんが依代というのも皮肉な話ではあります。まあ、公式はそこら辺狙ってやっているのでしょうが。
そういえば、所謂「チョコイベント」では鯖によっては、適切な選択肢を選ばないとチョコ礼装がもらえないという事があるようですが、僕も3年目にして初めて遭遇しました。光のコヤンスカヤのイベントだったのですが、確かに、後から思えば「あそこであの選択はちょっと空気読んでないよな~」と思えるも選択肢でした。しかも近年の実装鯖らしくかなり長いお話だったので、やり直すのが大分しんどかったです。
あと、オベロンのイベントはどう考えても2部6章をクリアしたのが前提の内容なのも気になりますね。完全にネタバレだし、シナリオの進行によって差分がある鯖があるのは知ってはいますが、ここまでクリティカルな差があると未クリア時はどんな話になるのでしょう?礼装の内容からして、クリアしていないとああはならないでしょうし、まさか礼装が2種類あるとかいう訳はないだろうし。
さてさて、年明けから話題にはなっていたディライトワークスのゲーム開発部門の移管が終わり、新たに「株式会社ラセングル」として再出発されるとのこと。HPも見たのですが、フェイトシリーズのスマホゲームだけでなく、ニンテンドーSwitchでもゲームをリリースしているそうなので、色々と思う所はありますが、イチFGOユーザーとして心機一転でゲーム作りに邁進していただきたいと思います。
刮目せよ、ボードゲームのパラダイム その2 結局、女の敵はパヨフェミだったな
????「ああ、約束の時は来た」
注意:この記事は2割のボドゲレビューと8割のサンリオへの愛情で書かれています。
2022年、ダイソーが放ったヤバすぎるボードゲームの先陣を切ったのは意外なキャラクターでした。
さて、日本生まれで幅広い世代の特に女性に人気があり仕事を選ばない事で有名なキャラクターと言えばなんでしょう?
そうですね、
覇王鬼帝様ですね。
鬼帝様であらせられるので、ナインタイルやウボンゴなど、当然既にボドゲ界
にも進出されていますが、ついにダイソーボドゲにも、しかも舎弟(弟?)の山梨王の皆様も引き連れての堂々の進軍を果たされました。それが、
上の画像通り3種のボードゲームが発売していますが、ならこの鬼帝様が登場するボードゲームの、鬼帝様要素以外のどこが具体的にヤバイのかを紹介いたします。
ちなみに、具体的な商品紹介は、大創出版 (daiso-syuppan.com)の「サンリオキャラクターズ商品紹介」のページをご覧ください。
まずは
〇エカルタ
です。
ジャンルとしてはパズルでいいんでしょうかね?山札を引いて、場にあるタイルの中から引いたカードと同じパターンを早く見つけるのを繰り返すという、オリジナリティに溢れるゲームです。
類似ゲームが思いつかないという時点で100円のクオリティではないのですが、コンポーネントもシンプルかつ、マイメロディにポムポムプリンにシナモロール様と近年の人気キャラをあしらっていて、本来想定される子供でも遊びやすいと。
基本的に3つのヤバイゲームの中では前座ではあるのですが、それでも100円である事を考えれば十分オーバースペックです。しかしこのゲーム、鬼帝様が一切登場しないんですよ。この辺りもなかなかのチョイスですよね。100円と考えれば十分脅威ですが、鬼帝様は前座に顔を出すことはないのです。登場しているマイメロもポムポムプリンもシナモロール様も売れてからあまり時間がたっているわけではないので、舎弟に対して「お前らちょっと売れたくらいでデカい顔するなよ」という鬼帝様のお言葉が聞こえてくるようですね。
次は
〇パタパタくるりん
です。
作っているのは「GOTTA2」というメーカーの人だそうで、僕が持っているのはトリテの「CASTER」ですね。後、「白雪姫のアップルーレット」は有名でしょう。
ジャンルは完全にアブクトラクトです。
ダイソーのアブクトラクトと言えば、前回書いた「Ostle」とかの他に、新たに「セカンドベスト!!」とかがありますが、パタパタくるりんでは他に正体隠匿の要素があるというか、「クリプテッド」のように、自分が優位になるように立ち回りたいけれど自分が担当しているキャラは悟られてはいけないという。この辺りからゲーム性自体がヤバくなっているのはお分かりでしょうか?プレイ感覚としては「LINIE 1(1号線で行こう)」に近いでしょうか。
正直、子供同士でプレイしたところで、読みあいや時にはブラフをかける等の駆け引きが成立するのか?更には盤面は16マスなので4人でプレイしたら最短で4ターンで終わるので、所謂大人のボードゲーマーでも勝ち筋を探ってる最中に終わってしまうでしょう。僕なら人数分のラウンド数が欲しい所ですね。
そして鬼帝様はここでもプレイヤーキャラなど下っ端のマイメロにポムポムプリンにシナモロールにポチャッコに投げてますね。では鬼帝様はどこにいるのか?そう、表状態のキャラクターを排除するという非情な役割りとして登場しています。舎弟に対して「すっこんどれやオノレ」という鬼帝様のお言葉が聞こえてくるようですね。
で、最後は
〇スポーツフェスタ
です。正直これが一番ヤバイ。
簡単に言えば、トリテです。トリテ以上でもトリテ以下でもないです。トリテです。
スートは「かけっこ」「なわとび」「水泳」の3つでレンジは1~10の、マストフォローのトリテです。ちなみにカードは「CIRCUS」で好評だったエンボス仕上げ。
で、トリックをとりつつとったカードの枚数がそのまま得点になると。そのままだったら強いカードが来た人勝ちになってしまうのですが、「特別賞」として、「2位や3位になる」といったポピュラーなものから「1人だけディスカードする」という手ごわい条件から「自分の下家が勝つ」という変わり種の条件まで揃ったカードがあり、その得点が意外とウエイトが高いので、トリックをとりつつ無理っぽい時は特別賞を狙っていくというのがセオリーでしょう。
そんでもって鬼帝様は普通にカードとして登場しつつ、特別賞カードではまさかの「1人だけ0トリックを達成する」という条件で登場されています。しかも10点と高得点なので、もし鬼帝様をゲットしたいのであれば、特別賞を積極的にねらいつつ0トリックを・・・と相当な難易度のプレイになります。
トリテの基本的な駆け引きが味わえてたったの100円というもヤバければ、鬼帝様率いる山梨王キャラクターを使っている以上想定されるのは小学生の女児とかであるというのもヤバイ。
考えてもみて下さい、小学生の女の子がトリテをプレイする場面を。
まずトリテの予備知識のないうちにプレイしたらタダの運ゲーになりますし、ルールも複雑。仮に大人の人が説明書読んで子供に説明するとかしても、トリテの経験が無いとやっぱりハードルが高いです。なら僕みたいなボードゲーマーのようにトリテの基礎を知っている人が解説するとしましょう。そうなると話を聞いた人は、「まず少ないスートを枯らせつつ相手の出方を窺がってトリックをとるか特別賞を狙うか・・・」とか、そういうバチバチのプレイングをすることになるんです。小学生の女児とかが。ちょっと不安ですよね。どういう大人になっちゃうんだろうなとか。なまじっか鬼帝様や山梨王の皆様が描かれいるので、ハタから見れば「楽しいトランプ遊びの最中」ぐらいにしか見えないのも、地味にヤバイです。その子たちメッチャガチなトリテやってるんだよと。
まあ、少々おふざけが過ぎた文章を書いては来ましたが、サンリオキャラクターズボードゲームの一番驚愕するべき点は、アートワークがサンリオとかではなく、例えば何かの記号だったり、「Ostle」のような完全にノンテーマなものだったりすれば、普通にボードゲームとして大人が遊んでも違和感がないくらいの品質に仕上がっているという事に尽きるのです。
正直、もっとしっかりとした材質で、アートワークも別のものにすれば1000円単位で販売できるところを、お値段たったの100円。
流石に「1号線で行こう」とか、あとトリテとかでも「スカルキング」や「ザ・クルー」とかとは比較にはなりませんが、「あくまで入門編・廉価版」と考えれば間違いなく値段不相応のオーバースペックと言えるでしょう。更に、今後紹介するボードゲームと合わせて、ダイソーの本気をみることができますが、当然、懸念もあります。
これも今後の記事で書くことになるとは思いますが、ガチ目のアブクトラクトやトリテが100円で買えるとなると、僕みたいなガチのボードゲーマーではなく、ボードゲームの初心者やそもそもボードゲームに初めて触れる人はこうは思わないでしょうか?
だったら100円のボードゲームで十分じゃない?
そういえば僕のサンリオのイメージだとリトルツインスターズとかの印象が強いんですが、そんなキキ&ララを差し置いてタキシードサムとかハンギョドンとかそういうのをチョイスする感性も相当ヤバイのでは・・・