上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

内木「ムロは不要!!」

 任天堂信者でカタログスペック主義者のアイクは、早速シャープの最新スマホ「AQUOS R」を予約しましたよ~え?愛国者ではないのかって?ASUS(←読める?)よりマシだ!!

 今使っているスマホソフトバンクの店員さんに押し切られる感じで、不満はないけど防水じゃなかったりフルセグじゃなかったりと、ガラケーの時に「スマホに変えたらほしかった」機能がなかったので苦節10年(くらい)、やっと最新のスマホ技術を詰め込んだスマホをこの手に!!
 んでこのAQUOS R。アイクのキャリアはソフトバンクなのでソフトバンクショップへ行った時、一つ前のフラグシップ機の「AQUOS Xx3」と一緒にデモ機が並んでいたのですが、一つ気になった点が。確かに中身は大分変っているのでしょうが、見た目がほっっっとんど変わっていないのです。
 ソフトバンクのカタログを眺めるのが好きなのですが、例えばVAIOを捨てたソニーのエクスぺリアシリーズも見た目はほとんど変わらず、富士通サムスンもTHCもアップルもみんなみんなみ~んな、同じメーカーのスマホは見た目に大きな変化がないのです。
 
 ガラケー時代は日本メーカーの天下でしたが、当時はガラケーは新機種が発売する度に新機能をつけたりだとか、便利ソフトが入っていたりとかまあぶっちゃけ要らん機能も多かったりしましたが、見た目もガラリと変わってカタログは便利機能やスタイリッシュなデザインの百花繚乱、CPUのクロック周波数だのメモリ容量だのバッテリー容量だの二の次三の次だったのです。
 しかし現在は、「便利機能」なんてグーグルプレイやらアップストアで星の数のアプリから自分で選ぶものであり、そのメーカー独自の新機能やデザインなんてもはや無用の長物です。
 見た目や機能の差別化が難しい以上、日本のメーカーの発想はスペックを上昇させることに向かうのは感覚的に理解できますが、本体の価格に跳ね返って来ます。対して海外のメーカーはスペック競争に向かわず、ひたすら「いかに安く、OS(android)がとりあえず動く機械」を作ることに腐心しています。もっとも、海外ではよくある数ドル(!)のスマホなんて逆に日本では売れないでしょうし、携帯通信端末に対する考え方にかい離がありますが、そこに日本のスマホメーカーの「弱さ」があるのは確実なのです。また海外ではiPhoneこそ高級品、日本とその他の国ではそこら辺の価値判断が完全に逆転しているのです。
 「AQUOS CRYSTAL」シリーズなんかはデザイン面でとび抜けていて、シャープって面白い会社だなって思っていたんですが、ホンハイに買収された途端前述のAQUOS Xx3路線に・・・もっと日本のメーカーはデザイン面でどんどん勝負してほしいし、海外を視野に入れてスペックをダウンさせた廉価版も積極的に展開していくのが、日の丸スマホが浮上するカギだと思うのです。あ、ソニーは韓国企業だし富士通はブラック・・・まともな日本メーカーって・・・