上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

パソコンの中には入れないんだZE☆

 アイクも男性歌手の曲を聴くんですよ。
 
 「虹」:福山雅治

 「ウォーターボーイズ」の主題歌だったんですね。観たことないけど。
 以前、森永卓郎が新聞の「少子化特集」だったと思うんですが、そこに「女性はキムタクとか福山雅治とかのイケメンをチヤホヤしてブサメンを相手にしないから少子化になった」的な事を寄稿してたのを読んでしまい、それから「イケメン=悪」って発想に(実は今でもちょいと)なってしまいました。なので、まちゃが出てても「所詮女はイケメンかよ、顔が全てかよ顔が存在価値かよ顔g(以下自粛)」ってなって、しかもラブソングばっかり歌っていたので「歌が(以下自粛)」って「イケメン全否定精神」でロクに歌を聞こうともしなかったのです。
 それが2年前、友達にまちゃのライブに誘われまして、別の、僕がカラオケで鬼束ちひろを歌うとお通夜みたいになる友達をちーちゃんのライブに、しかも大阪までつれていった前科があるので、「たまにはいいか」と参加することにして、予習の為にベストアルバムを○オで借りて聞いてみて、この「虹」が気に入ってしまった次第なのです。
 昨日上げたブログでの「元気注入」系の歌だと思います。それも元気注入系にありがちなコッテリめな濃縮還元ジュースではなく、レモンスカッシュのような味は濃いけどスッキリした飲みやすい感じで元気がもらえます。そう、爽やかイケメンの様に・・・ってそんな思考じゃダメなんだ。
 僕がプッシュする「人生応援ソング」は「夢を追いかけよう」系が多いのは自覚していますが、「虹」には「この歌詞のこんなところがいい」というものが薄く曲調こそ落ち着いているものの疾走感を重視して「迷い」というものを意図的に無くし、(特にアイクのような)小賢しい理屈で考える「悩み」や「先回りした諦め」というものを軽やかに吹き飛ばす、シンプルだからこそ「純粋な応援」になっていると思います。