上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

命の泉湧く

 かねてから「抜いたほうがいい」と言われていた親知らずを抜いてきました。

 歯石をとってもらうために一昨年の末から歯医者に通っています。初回でレントゲンとってもらったり、それこそ毎回歯をチェックしてもらっていたのです。で、初回に「歯はきれいだけど親知らずは磨けてない」と言われて、初めは抜かずにすむ方法をいろいろ試しましたが全く改善しなかったので12月の初めに決断しました。
 それにしても抜歯なんて小学生の時にグラグラになった乳歯を抜いたとき以来。正直どんな手段で抜いたかすら覚えていませんでした・・・まあ麻酔は意外に痛くなかったんですが、問題はその後。グラグラの歯でもないのでなんとな~く予想はしていたのですが、今日の今日まで「歯を抜けやすくしたりある程度止血できる『抜歯用お薬』的な何かしらも麻酔と一緒に注射している」かもしれないと一縷の望みを持っていたら、「これから歯の間に器具差し込んで揺さぶりま~す」・・・!?
 15分もかからずに抜歯は終了。もらった親知らずは思っていた以上に汚れているうえに穴まで開いていて、変に虫歯になっていたらエライ事になっていました。明日消毒に行きます。











 問題は抜歯後。
 まず歯科に行くために退社後のプールを休みました。口の中とはいえ麻酔をかけたし抜歯したのだからもとより今日はプールにいけない事くらいは自明の理。「今日は歯医者の後にはメシ食ってカラオケだな!!」と思っていたら、「抜歯後最低2時間は食事ができません、激しい運動も避けて下さい」そんなアホな・・・と思いつつ、歯科を出た当たりから、麻酔の影響か舌がピリピリしてきました。これはマズイと家に帰ったら、ピリピリは弱まるどころか逆に強く範囲も広がっていくのです!!9時になっても何も食べたくない、というか口に何かを入れる気が全くしません。心なしかボーっとしてくるし、大怪我した日の夜に気分が悪くなるようにテンションは加速度的に下がり、これはカラオケどころか自転車に乗る気も起らない!!
 遅い夕食を摂るも抜歯していない方に食べ物が行くように、というか抜歯した方に物がいったらヤバい事が直観的に解るのでもうゆっくりとしっかり噛んで・・・

 いや、医療の勉強するとオペとか生検とか、所謂「侵襲的」な行為をテキスト上で習うんですが、いざやられる側だと抜歯1回でこの騒ぎ。やっぱり、その辺は認識しないといけませんね。