上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

テレビ離れ考:1 モロ星人襲来!?

 さて、「○○離れ」という言葉が出てきて久しいてすが、その中でも特に自身の死活問題なのでメディアに取り上げられやすいのが「テレビ離れ」ではないでしょうか。アイクは身体が弱くて、小さいころはテレビを過ごしたからかテレビは第○の友達圏内と言っても過言ではありません。どうしてテレビ離れは起きてしまったのでしょうか!?様々な要因が絡み合うテレビ離れを、何回かに分けて考察します。

 今回は「視聴率とは?」です。
 そもそも「視聴率」というのは、番組への評価として一番解りやすい数字です。その視聴率というのがクセモノで、その標本数は都市部で600世帯、地方都市では200世帯と、大分少ないのです。この数字は「統計学上信頼できる」ものなのですが、どうしても算出された数字には2~3ポイントの誤差が出ます。つまり、視聴率同士を比べる場合10ポイントくらいの差が出ない限り「優れた番組である」と断言できなくなります。
 もっとも、視聴率とは調査している世帯がテレビを消していても「何も観ていない」というポイントが算出されるので、全体の視聴率自体が年々右肩下がりということは「何も観ていない人」が増えているということです。「視聴率」の合計値が下がっているということは、視聴率での番組の評価が難しくなりつつあるのかもしれません・・・