上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

春うらら

 今日のテレ朝のゴールデンタイム番組は「THE追跡」でしたか・・・
 確かに、活躍しているお巡りさんはカッコイイ。正直、黄金伝説みたいにVTRをスタジオで観てザキヤマがコメントを言うような、手垢が付くどころか手垢の方が多いんじゃないかって思うような番組より面白い。カッコイイのですが、目玉企画の大規模捜査以外はやっぱり「前にもやっていたような」企画ばっかりだったりします。白バイ隊とか警ら隊とか交番の定点カメラとか酔っ払いとか。

 最近多いよな~と思うのが、「○○2時間スペシャル!」っていう番組です。それはもう、レギュラー番組の予定表が意味を成さないレベルで多い気がします。その方が視聴率がいいからだそうですが。
 確かに視聴者は民放に受信料的なものは払っておらず、タダで観しているようなもんです。そうなるとスポンサーの言う事は聞かないといけないし、スポンサーの要望はとにかく視聴率を上げること(=広告効果が上がる)なので、視聴率第一主義になるのは至極当然であり厳密には視聴者がとやかくいう筋合いはないものです。でも最近の民放の番組って、どこか「手堅い」ものが多いというのはあります。例えばVTRをスタジオで観てザキヤマがコメントを言うような番組とか。

 テレビ局と言えども民間企業、利益を上げようとするのはむしろ推奨されるものです。やれ番組がつまらないだとかやれスポンサーしか観てないだとかやれVTRを観てザキヤマが(ryとかをいう資格は視聴者にはない、ないけれど、テレビは重要な情報収集の手段の一つなのです。公共性を考えれば私鉄や中○電力のようなものの一種です。利益がでるからと言ってつまらない番組や偏った番組ばかりを流していいはずがありません。

 ここで一考。実は撮りためていた番組はBDに焼いて永久保存していたのですが、CMがネックで容量が中途半端に残ってしまうのです。それでCM部分を消したら、正味の番組の長さが3/4になるのです。つまり、CMが無駄に長い=スポンサーの為に長くなっているということです。そこで、1日遅れで「その日のテレビ局の全番組のCM無い版」を1局月500円ぐらいでTVで観れるように配信する、オンデマンドサービスの簡易版を導入してはいかがでしょう。いわば、視聴者が第二のスポンサーになるのです。