上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

成宮は犠牲になったのだ

 最近都合で更新頻度が落ちました・・・

 相棒13が先週最終回、成宮寛貴演じるカイト君が卒業したのですが・・・なんと殉職予想を超越した「逮捕」エンド。え?
 あらすじ自体は、警察が捕まえられない悪人が次々に暴行される事件が発生したが、その行為を称賛する人が現れ「ダークナイト」(バットマンみたいね)と呼ばれる。あるとき政務活動費を愛人に貢いでいた都議がダークナイトに暴行された末に死亡してしまう・・・ですが、冒頭でダークナイトの正体がカイト君だということが明示され、「え、何かの間違いでは?」と思いながら進行するドラマでは右京さん相手に明らかにカイト君が怪しい発言を連発。結局不用意な発言が決定打になって逮捕。
 単にドラマのシナリオとして観るならば、「主人公の相棒キャラが実は犯人(悪人)だったのだ!!」なんていくらでもあるし、「そうゆうシナリオです」って言われれば特に矛盾点はありませんでした。
 ただ、なんというか、エヴァンゲリオンの「まごころを、君に」を観た後の気分になったというか、少なくとも作り手の「成宮愛」が感じられないというか。カイト君の正体に関してシーズン11~13のお話で何か伏線のシーンがあるわけでもなく、「カイト君を逮捕するためにこうゆうお話にしました」というのがよく解り、難ゲーなのにバッドエンドしかない鬱ゲーをプレイしたかの如く後味の悪いものでした。
 一説には水谷豊がスタッフやキャストの人事を牛耳っていると噂の「相棒」。今度の相棒が気になるところですが、噂が本当なら誰も相棒になってくれないのでは?

 〆の一文
 絶対音感がまったく発揮されなかったので、「最終回までか、最終回は夢でした」とかかも。