上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

食う所に寝る所

 今はオスの黒猫の「くろ」が家にいるのですが、今までメス猫しかいなかった我が家としては、しょっちゅう出かけては喧嘩してケガして敗走してくるくろに、いつもダメな子としてかわいがっています。これでももう6歳、少しはおとなしくすればいいのに。
 猫を飼っている方はご存じかと思いますが、猫って季節ごとに寝る所を変えます。冬はあったかそうな所で、夏は涼しそうな所で寝るようになります。黒猫なのでよっぽど暑いのか、夏なんかは夕涼みをしているんですよ。仕事から帰ってすぐにスーツ姿で会いに行くと大抵逃げるか「フーッ」てなるんです。で、すぐに着替えて会いに行くと「ニャー」と言ってよってきます。だから僕は「人を服装で判断するな」と説教します。
 冬場は倉庫の奥の方の、いかにも風とかに晒されない場所で寝ているのですが、今朝のくろは、春に寝る場所でぐっすりと眠っていたのです。まだ外は寒いけれど、猫は春を感じ取ったのでしょう。

 〆の一文
 たまに黒い布の上で寝ていますが、どこまでが布でどこまでが猫かわかりません。