上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

オビ=ワンの御講義

 「アノニマス」がISILを攻撃するそうです。確かアノニマスってPSNを攻撃したハッカー集団だよね?あの時は「ソニーざまぁwww」とか思ったけれど、今度はISIL。ハッキングやクラッキングって本来は立派な犯罪だけど、こうも国際社会の害悪ばかり攻撃するアノニマスってひょっとしていい人たち?まあ、他のものや自分に被害が及んだら「やっぱり悪人!!」とか思うんだろうけど。
 もうひとつ。ヤフーニュースで見たのですが、DMMの「FLOWER KNIGHT GIRL」っていうF2Pのゲームの説明分に「プレイヤーがじゃぶじゃぶ課金したくなるような射幸心を煽りまくる説明文章」って開発指示用のテキストが間違えて載ったらしいです。いくらなんでもこんなダイレクトな・・・もうちょっと「建前」という名のオブラートに包もうよ。と思ったのですが、その下のコメントに「儲ける事は悪か」と書かれていました。よくよく考えれば企業というのは第一に「儲ける事」が仕事です。今ではそれこそ「どんな手を使ってでも儲ける」なんていうのはできないけど、でも自社の利益は追求すべきでありそれに文句を言うことなどできないはずで、「儲かればいいってモンじゃない」なんて言えるのは任天堂など体力がある企業ぐらいです。そもそもF2Pは「始めに基本無料とか萌えなイラストとかで釣って気に入ったら課金をするものである」という認識の下でプレイすべきものです。「課金した方が圧倒的に有利」っていうのもユーザーからは叩かれるけれど、企業とすれば当然の発想ではないでしょうか。
 アノニマスとDMM、二つとも単純な「善悪」では語れない存在ですが、これらはこの世の全てのモノに「善悪」が内包されているという事の一端を表していますよね。みんなできるだけ自身の「善」を見せたがりますが、それには同じだけの「悪」があると考えると、世の中結構公平ではないでしょうか?
 
 〆の一文
 UNHCRの書類を書いてたら印鑑を失くしたことに気づいたorz