上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

ウルトラ○○ タロウ

 イスラム国って今はISILって言うんですね。国でもないし、これからはISILで統一しましょう。
 イスラムについては、そういえば中学の授業で習ったっきりです。普通の人は高校の時に倫理の時間で習うと思うのですが、なぜか僕のクラスの担当の倫理の先生は、教材でもなんでもない地理の文庫本をコピーしたり「五体不満足」を朗読したり「買ってはいけない」をコピーしたりしてロクな倫理の授業を受けた記憶がありませんでした。今から考えると日教○だったかも。センター試験の時は倫理を選択できませんでした・・・池上さんの番組で改めてしっかり勉強しました。「ジハード」の本来の意味はは言ってみれば「努力」、ムスリムには「ジハードさん」という名前の方がいるそうですが、日本風に言えば「ツトムさん」なノリなんでしょうか?イスラムの過激派はそれをタンパク質並みにひねくれた解釈で「聖戦」という意味にしているんですね。日本人も認識を改めるべきでしょう。
 バグダディは勝手に自分を「カリフ」だって言っているんですね。ほかの宗教で例えるなら、自分の事をローマ法王だのダライ・ラマだの天皇だの言って言いるようなものです。敬虔なムスリムなら絶対にそんなことしませんよね。600万円の腕時計をしていることからも、カリフとは「名ばかり」の底の知れた人間であることは明白です。自分は私利私欲に塗れながら敬虔なムスリムを鉄砲玉に使うとは・・・
 イスラムの教えを「利用」しかしないISILに理屈は通じません。中国以下です。あぁ、まさか中国以下の奴らが現れるとは・・・亡くなった人質の皆様は本当に気の毒です。人質の解放交渉をする裏でその人質はなくなっているのですから、もはやカツアゲの領域です。どっかの(ピーーーーーーーーーーーーーー)が「200億やれ」とか言ってたけど、結果論だけど仮に素直に200億円渡していたとしても、
帰ってこなかった可能性もあります。つか人質発覚直後でも、200億円なんか渡してもなんの解決にもならないし、非情な話だけど政治的な判断として「200億円渡してテロリストの資金を増やすより人質2人が犠牲になった方がまだマシ」って考えも当然あります。仮にも渡航延期勧告が出ている地域なんだし。一介の国民ですら考えつくような話なんだけどねぇ。
 実際問題として鉄砲玉にさせられている敬虔なムスリムがもしちゃんと教育を受けて、ISILのドグマは幼稚園の規則並みの低脳でバグダディはただの無能だってことが解ればここまでの組織にはならなかったと思います。「ISILこそイスラム」だの「バグダディはエライ」だの思うような教育しか受けてないからこうなると。当然その他の過激派に所属している敬虔なムスリムにも言えることです。ちゃんと字が読めて正しいイスラムの教えを理解すれば、女学生を集団誘拐して嫁として売り飛ばすなんて愚挙は間違っていると解るはずです。
 日本にも政治的な過激派はいると聞きます。たとえば成田空港の警備が厳重なのは過激派対策らしいです。人間同士の恨み事じゃないんだから、なんでもかんでも暴力と脅しで解決するもんではないですよ。もっとも、最近は過激派も政治に参加しているそうで、さっき言及した国民でも考えつく政治判断が解らない(ぴーーー)を国会に送りこんだり。

 〆の一文
 (ぴーーー)って「カイジ」ぐらいしか演技してるところ見たことないです。しかも友達に似てる奴がいる。友達に謝れ(ぴーーー)。