上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

クソカップルオブザイヤー

 今日の下衆の見る番組ワイドショーは高橋夫婦の離婚で持ち切りでした。どの局も「何でもないよーな事が幸せだったと思ーう」という歌詞に合わせてラブラブなように見せることに一生懸命だった二人の映像を流すというベタな映像をここぞとばかりに流していました。
 やっぱり16歳で結婚して遊んでこなかった人が、この年になって「結婚していない生活」を知ると新鮮なんですかね。それで高橋ジョージの嫌な所が見えて、気になるようになったと。相手の嫌な所は一度気になりだすとずーーーーーっと気になるので、それにだんだん精神汚染されていくんですね。しかも男は結婚したら、後は女に気に入られる努力をしないし、高橋ジョージは「16歳で結婚した嫁さんはずーーーーーっと世間を知らないままだろう」って思ったんでしょうね。
 女は一度決めると男の人生なんか知ったこっちゃないですから、マジ。相手がどんなに傷つこうが自殺しようがぜーーーーーんぜん平気。男は「話せばわかる」と本気で信じてますから、なんとか説得しようという無駄な努力をします。ワイドショーでも「双方の言い分」を流してました。ぜーーーーーんせん噛み合ってない、教科書にも載りそうなほどの泥仕合。僕も経験がありますが、男は本気で「何とかしなきゃ」って本気で考えるんですね。女はとにかくスルーで、「あわよくば自殺して」って本気で考えるんですよ。自分が巻き込まれるのは嫌だけど、他人の、それも「成功者」がこんな目に会うのを見るのはみんな大好きだってことでしょう?
 恋愛や結婚は、言ってみれば臓器移植だと思っています。とりあえず型があっているかどうかを確かめる(出会いからお付き合い)。移植手術をする(結婚)。移植後も一生薬を飲み続ける(双方結婚生活を維持するために努力する)。どっかで失敗するかサボると死ぬ(破局)要は、結婚はゴールじゃないってことで。