上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

カーネルサンダース人形の右手も見つけよう その1

 MDから時代は下りまして、所謂ipodが全盛期になりました。アイクも潮流に乗ってDMPを買いましたが、やっぱりケンウッド製。手のひらサイズの独特の形状で10G入るやつでした。結構長く使っていましたが、あるときイヤホンジャックに正体不明の物体が詰まってしまい聞けなくなりました。気付いたのが名古屋駅だったので、ソフマップに直行しました。店員さんに聞く前に「買った方が安い」と言われるのは判りきっていたので、その時に売られているDMPを見せてもらいました。
 あの頃はまだ国内の各社がDMPを作っていたので選択肢が多かったのですが、アイクはやっぱりケンウッド製のを購入。ぶっちゃけipodだのウォークマンだの1万越えするDMPと音質が変わらず、SDカードを入れるだけで遜色ない容量を確保できるのでした。それも愛用していたのですが・・・
 ある時、フラリと夜行バスで東京まで行きました。バスの中でまったく寝付けなかったので、ずっと音楽を聴いていました。早朝、新宿について駅から山手線に乗って、さあ音楽でも聞こうと思ったら・・・あれ?DMPがない!?(バスの中で起きぬけに読んでた本も)
 バス会社や駅の窓口にも問い合わせたのですが、全く行方が分からず。東京での目的は果たせたのですが、なんともテンションの低い東京観光になりました。人を疑うのは悪いことと重々承知していますが、僕の隣の席の人が・・・?
 そして岐阜に帰って、靴擦れを自力で治し、無くした本を取り寄せてもらいました。(ついでに続編があることがわかったので一緒に注文しました)そしてDMPを手に入れる段に入ったのですが・・・

                                    続く