上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

味噌ラーメン亭

 食用カエルって鶏肉の味がすると聞いたことがあります。そういえばワニも鶏肉の味って言うし、ひょっとして脊椎動物は両端の魚類と哺乳類は違う味で、中間の両生類と爬虫類と鳥類ってみんな同じような味なんでしょうか? 
 
 ベストセラー本というのは、案外「タイトルは聞いたことがあるけれど読んだことがない人」というのが多いのではないでしょうか?
 例えば「嫌われる勇気」。「上司の机に置いてあった」など、どう考えてのタイトルを聞いたまんまの解釈をする人が続出。さらには実写化するときになぜが刑事ドラマにして、アドラー心理学会からクレームが来てしまう、まさかアドラー御大も自身の学会にケンカを売る勇気を持たれるとは思わなかったでしょう。
 もっとも、本編でアドラー心理学を解してある重大な決断までした青年が、数年後続編で「話が違うじゃねぇか!!」と怒鳴り込んでくるほど難解なのも事実ですが、決断を実現できるほど地頭がいい青年と違って、韓国に何の疑問も抱かないフジテレビスタッフには難し過ぎたのでしょうでしょうか。

 「カエルの楽園」には寓話らしく、登場人物、じゃなくてカエルや固有名詞には何らかのモデルがあるとのこと。

ソクラテス:紀元前400年くらいの哲学者。そのドクマは「その道のプロも実はその物事の本質を理解してないんじゃね?」。奥さんがロクでもない人だったりする。

ロベルト:イタリアによくある人名。イタリアを言えば日独伊の枢軸国の中で一番義理という言葉を理解してないの風見鳥。三戒もアッサリと納得しました。

マイク:多分音響機器のマイク。調子の良さや三戒をまったく疑っていないところ、ついでに口答えするとすぐキレるところは「左翼まみれの日本の芸能界」っぽい。

ローラ:あのハーフタレントしか思い浮かばない人は、ラストに結構な自己嫌悪になります。まあ、言動から「政治、というか『国家や国体』に無関心な一般国民」でしょう。

ハインツ:ドイツに多い人名。ドイツと言えば「私たちは戦後処理が全部終わりました。ドヤァ」と日本に説教する。そのワリはナチスの事はクサいものにフタ。中国の事なんか知ったこっちゃない。

ウシガエル:中国。ちなみに実際のウシガエル外来種で日本の在来種を食べまくっているとのこと。これはこれで由々しき事態。

デイブレイク:朝日新聞。デイブレイク、夜明け、つまり朝日。デイ=日、日本をブレイク=壊すとも。

ハンドレット:百田直樹。百。

ピエール:フランスに多い人名。常任理事国で東アジアに遠いのでひたすら高みの見物。核実験もするなど、はた迷惑度はエンエンのモデル以上かも・・・ちなみにリカちゃん人形の父親の名前は香山ピエール、香山・・・あと言うまい。

スチームボート:蒸気船、、黒船、つまりアメリカ。「老いに差し掛かっている」というのはトランプの当選を予想していたのかも・・・
ハンニバルローマ帝国と戦ったカルタゴの将。彼の戦術は現在の軍隊にも使われるなど、強力な武力を誇った。ハンニバルという名前の戦艦もあるので、中国と真っ先に対峙する海上自衛隊か。
ワグルラ:白人と戦ったネイティブアメリカンの勇者「クレイジーホース」のあだ名。ちなみにミミズという意味。
ゴヤスレイ:同じくネイティブアメリカンの勇者「ジェロニモ」のあだ名。ちなみにいつも眠そうな人という意味。
要は、陸海空の自衛隊。いい人達。

プロメテウス:安倍ちゃん。プロ=前、メテウス=知恵から先見の明という意味。ちなみに弟のエピメテウスのエピ=後から後知恵。転じて「パンドラたんは俺の嫁~」とか言っちゃうアホにさせられた可哀想な人。

ガルディアン:「9条を守る人」。一見民進党っぽいけれど、2016年頃はそんな政党たくさんいました。ちなみにカルディアン自体も「番人」という意味。

フラワーズ:志位ルズ。フラワーズ、花たち、お花畑。あとは言うまい。

プランタン:村上春樹。「語り屋」で素晴らしい文章でロベルトも心酔した。プランタン=フランス語で春、春樹、村上春樹。さあ今こそハルキストに謝ろう。

シャープパイプ:井筒和幸。♯筒、井筒、井筒和幸。「語り屋」の一人。パッチギ!

スーアンコ:やくみつる四暗刻役満やくみつる。下手糞な絵をそこら中にに描いている。ちなみにシャープパイプとスーアンコはプランタンよりファンは少ない模様。ラストの悪意が半端ない。

リトルリリー:リトル=小、リリー=百合、小百合、吉永小百合。「年老いたメスガエル」「昔人気があった」。さすがハンドレット。サユリストにも容赦がない。

ナパージュ:日本。JAPANを後ろから読んでNAPAJ。

エンエン:韓国、北朝鮮。「延々謝罪を求め続ける」とか怨=ハンの「怨々」とか。ちなみに朝鮮半島には小中華思想というものがあり、中国は朝鮮より上位、あくまで日本は朝鮮より下の存在という、正直憲法9条以上にどーでもいいことにこだわっている。

ナポレオン広場:広島平和記念公園

三戒:憲法9条。元はスチームボートが作らせた。つまり押し付け憲法の比喩。

友情草むら:鳩山友紀夫。「友愛」=フリーメイソンのスローガンをルーピーの一つ覚えで連呼する。アンタ本当に東大卒か?フリーメイソンもいい迷惑。

 大体こんな感じで「日本が憲法9条を後生大事にしているから中国に乗っ取られる」という寓話ですが、ではソクラテスたちは何の比喩なのでしょう?

クンクタトル:クズ、のろま。元ネタは紀元前220年頃のローマ帝国の政治家の二つ名。持久戦でハンニバルのいたカルタゴを苦しめたが、戦争自体が長期化し方々で「いい加減攻めろ」と言われた。本編でもダルマガエルに対し耐える事しかせず、ソクラテスたち60匹の離反を招いた。

クセルクセス:紀元前470年ごろのペルシャ王。作中のアマガエルの虐殺から、旧約聖書エステル記のユダヤ人虐殺と思われる。

アシュケナージ:ヨーロッパ系ユダヤ人。イスラエルを追われたあとヨーロッパに定住した。その後ヨーロッパででユダヤ人がどういう扱いをされたかは・・・

このように、ソクラテスの故郷に関する名前で、離反者60匹にはどちらもユダヤ人、それも何らかの理由で大規模なジェノサイドを受けた人たちが元ネタになっています。やや強引ですが、ソクラテスとロベルト、アシュケナージたちは「イスラエルの失われた10支族」がモデルではないでしょうか?それで10支族の一部(ガド族)が日本に流れ着いたという日ユ同祖説のユダヤ人がソクラテスとロベルト、別の一部がアシュケナージとなるわけです。