上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

かいさんばんざい、かいさんばんざい

 登録初日、さっそく書いてみます。
 
 今回の解散、安倍総理が仰るには「アベノミクスはよかったよね?これからもこんな感じでいいよね?」みたいなことです。
 安倍総理には期待をしていますし、これからもがんばってもらいたいと思っています。でも、僕から見たら「第2次内閣発足から今までは順調だったけど、内閣改造したらなんかマイナス要因が出てきました。解散します。」っていうロジックに見えて仕方ありません。
 確かに議会制民主主義のルールに則った事ですし、政局を安定させることは何も決められない政治を脱却することにも繋がります。でも、「もっと、こう、なんとかなりませんでした?」って思ってしまいます。選挙やってもまず自民党は勝つと思います。というより「野党が勝つ要因がまったくない」選挙です。しかも結果が見えている選挙に700億円の税金が使われるわけですから、いつも選挙の時に感じる「どこに投票しようかな?どこが勝つのかな?」っていう盛り上がりに欠ける感じです。
 中学校や高校ぐらいになると友達の中に1人や2人政治に詳しい奴がいて、しかもニュースステーションとか観はじめるから中学生や高校生なりに政治の話とかをするようになるものです。高校卒業あたりになると「投票権を18歳に引き下げろ」とか言ってました。
 で、僕は1月生まれだったので、僕が19歳、周りが20歳の時に選挙がありました。単純に投票権があるのが羨ましかったり、投票に行かないと「なんで投票に行かないんだコラ」ってなってました。 
 忘れもしないのが2005年の郵政選挙の際、岐阜1区は野田聖子佐藤ゆかりの一騎討ち!!僕の住んでいる所も岐阜市に合併されたので1区だと思ったら「旧○○町は3区」ってソフトバンクの但し書きレベルの報道を見て大ショックでした。短大からの帰りのバスの降車所が十六銀行の目の前で、ちょうど佐藤ゆかり選挙カーで演説に出くわしました。で、運動員にビラを差し出され「佐藤ゆかりをお願いします。」的な事を言われたので、恨みのこもった声で「僕は3区です」と返しました。
 こんな感じで、なんだかんだ言って選挙に関しては関心が常にあったのですが、今回の選挙にはそれがありません。投票には行きますが、正直どこの党にも期待していません。今では「投票に行かない」というのが「無言の民意」と感じられるようになっています。投票率が下がっているのも、「期待される政治」というものをしないからではないでしょうか?
 ひょっとしたら投票率が上がれば政治家も「あ、なんか投票率上がってるし、いい政治しないといけないじゃないの?」って思うかも・・・