上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

2021年 第4週 天狗と聞いて初めにシーモネーターを思い出した人は30代後半

 現在開催中の「いざ鎌倉にさよならを~Little Big Tengu~」に新登場するのは、2部5.5章で登場した「平景清」と配布鯖である「鬼一法眼」の2騎。

 「ネタバレ注意」の文章を書いた方がいいのかな~?とも思ったのですが、ストーリーはともかく、イラストやゲーム中のグラフィックを見れば景清の「正体」なんて大体察しが付き、尚且つ「源氏死にたまえ」なんてセリフが頻出することからも、至極有名な「義経伝説」を知っていればほぼ「ああ、こういう鯖か」と思えてしまうほどに「分かりやすい」鯖です。しかも「源氏特攻」などという、すごいんだかすごくないんだか分からないような特攻まで引っ提げてるし。

 また、イベントに合わせてか、牛若丸のモーションも改修されましたね。特に宝具演出は、以前のものに比べて牛若丸の「跳躍力」がうまく表現できている良改修なのではないでしょうか。

 配布鯖の「鬼一法眼」というと、僕的には全体アサシンなのが非常にうれしいです。もう性別とかは気にしたら負けだと思っています。

 

 ただ、なんというか、いつもと比べて全体的にお話しが非常に短いイベントだとは思います。基本的には、特異点の各地域で起きる騒動を主人公一行が解決するという流れなのですが、イベント、および各地の騒動の「発端」はまだしも、「解決方法」が極めてアッサリと見つかるため、単純にテキスト量が少なく淡々とイージーに話が進んでいくし、いつものイベントなら所謂「寄り道」になるようなクエストがあるのですが、今回はそれも無いので「一本道のお話を読みつつクエスト開放のためのミッションをこなして・・・」の繰り返しになっているので、短いわりに「覚えていない」というか、「印象に残っていない」イベントになりつつあります。

 また、イベントの独自ギミックとして「助太刀システム」があり、ストーリー中「戦力外」になってしまった4騎の鯖(+4騎一斉のスキル)が戦闘時に独自のバフをかけてくれるというもので、ミッション達成時にもらえるリソースでそれぞれ強化できるのですが、ランダム発生のためイマイチ恩恵を受けにくい感じがあります。リソースを強化に振らずに売ることもできるみたいですが値段はお察しといった感じだし、例えば「クエストの初めに必ず1つの助太刀を選ばないといけない、選んだ助太刀は既定の数のクエストをクリアするまで低レベルでしか使えない」とかにすればもう少し運用に頭を使うようになったと思うし、「あえて低レベルのままにする」という選択肢も生まれたと思うのですが。やっぱりこの手のシステムがランダム発生というのは少々興を削ぐ要因になると思います。