上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

2020年 第43・44週 虚ろな今日この頃と降臨者の考察

 先週ブログを更新できなかったのは、別に深刻でもないけどとある深~い事情がありまして、笑い話になる日が来るといいねとだけ言っておきましょう。

 

 さて、イマイチモチベが上がらなかった「復刻:クリスマス2019 ナイチンゲールのクリスマスキャロル」が終わったと思ったら、次のイベントの発表がありました。その名も、「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~」!!2部4章の後の出来事を描く、謂わば「4.5章」とも呼べる位置付けで・・・って、結局今年1年でメインストーリーは1章分も進んでいなかったという事になり、このままストーリーが完結するまでに一体何年かかる事やら。それにしても、現在の虚無期間といい、今度のイベントといい、最近の僕のFGOは「虚」尽くしですな。

 さて、イベントのストーリーとしては、5章で華々しく登場し早速撃ち落とされてバラバラになった「ノーチラス号」のテスト運用中の出来事という事で、正月に突然実装された「出所不明」の鯖である「葛飾北斎」とユウユウこと「楊貴妃」、そして「謎のヒロインXX」が物語の中核を担い、また、所謂「モデル替え鯖」である水着鯖もイベント特攻鯖となっています。特に前者の3騎の鯖は全員「フォーリナー」であり、「虚数空間」とどのような関連性があるのか、気になる所ではあります。また、恒常実装されている「イマジナリー・アラウンド」と「虚数魔術」の「桜礼装」が特攻礼装となっています。更には「桜系ヒロインの最終形態」である「第2の人類悪」も虚数空間に閉じ込められていたし、そもそも桜の魔術属性は「虚数」であり、同じような位置付けのイベントである「CCCコラボ」や「大奥イベント」でも桜鯖が実装された事から、「残りのサクラファイブや別の桜鯖が実装されるのでは?」と噂されています。なんか桜鯖が多すぎなのではないでしょうか?まあ、「staynight」の桜自体「増えて」も不思議ではないので自然なことなのでしょうが・・・とりあえず、僕と菌糸類の性的嗜好は絶対に相いれないことは確定的だとは思います。

 また、型月設定では「虚数=イマジナル」らしく、「空想する力」というか、そういうのが「この世のものではない」フォーリナーと深く関与しているとか、「別の側面」が強く出ている水着鯖と関係あるのかなとは思います。そういえば今週は中共系の政党・メディア等の勢力が全力で「バイデン勝利」と言い張っていますが、そういう人たちはきっとジョン・レノンの「イマジン」を今でも妄信しているのでしょう。今はソ連はないけれど、今でも中共というソビエトなヤカラは存在してるのですよ。いつまでも認知症の脳内という虚数事象の中で「バイデン勝利」を謳うのも連中にとっては幸せかもしれませんが、一般人としては、バイデンの不正をアメリカや日本の全ての人々に知れ渡る時が一秒でも早く来るのを願っている所存です。

 

 さて、「虚数」と「フォーリナー」に密接な関係があるのだとすると、「異星の神」や「異星の巫女」も虚数空間や虚数事象といった「既知の設定」と関係ある可能性が極めて高い事になり、5章において「異星の神」の、ミョーに無くなった威厳がさらに無くなる事になるのですが・・・

 さらに言えば「フォーリナー」のクラス自体、「運営がクトゥルフ神話にハマったから実装された」なんて揶揄される始末。ゲーム的に見ても、位置付けは完全に「バーサーカーメタ」そのもので、オマケに実装タイミングとしてはフォーリナーよりも早い「アルターエゴ」にメタられる始末。どうせ「この世界の者ではない」のなら「ルーラーにメタれる」くらいあった方がバランス的にいいのではないでしょうか?というか、耐久パでもなければ「如何に敵に大ダメージを与えるか」が重要なゲームバランスにおいて、「バーサーカー以外防御不利が無い」アルターエゴだけ異常に優遇されているのはどうかとは思います・・・

 では、何故フォーリナーは「バーサーカーに強くアルターエゴに弱い」などという設定になっているのでしょうか?

 フォーリナーというのは、要は「クトゥルフ神話」由来の鯖であり、クトゥルフ神話とは、要は「人類が知らない所で、人類なんかゴミとも思っていないような『神様』的存在が世界支配してるのであって、人間が何らかの理由でそいつらと接触したばっかりに世界の真実を知ってしまい・・・」という、ラヴクラフトやその仲間が作り上げた「神話体系」です。日本においては「TRPG」で紹介されることが多く、その中で重要な役割を果たすのが「SAN値」です。

 SAN値とは所謂「正気度」であり、ゲーム中で「世界の真実を知ってしまう」と減点方式で「正気を失って」しまいます。そして最後まで「正気を保てたプレイヤーの勝利する」という流れになります。そのため、フォーリナーとは「相手に正気を失わせる」攻撃をしていると考えられます。

 そうなると、「フォーリナーアルターエゴに弱い」というのも納得。アルターエゴがあくまで「分身」であって、乱暴な話、精神的なダメージが本体に届く危険性は低くなります。

 ならバーサーカーとの関係は?フォーリナーは「正気を失わせる」ため、元々「正気を失っている」奴に大ダメージを与えるのは一見解せないです。ここで重要なのが「鯖そのものの設定」です。

 鯖のクラスは「人物そのものの逸話」の他に、「この人物はこう思っているだろう」と「人々に思われている事」が重要なファクターになります。その為、バーサーカーの場合、「この人物は○○な理由で狂っている」と思われていることが重要なのです。

 例えばきよひー。彼女は安珍様が約束を破って逃げたために自ら竜となって彼を追いかけて焼き殺したという逸話から、「自ら竜になった」という逸話に加えて「きよひーは失恋で狂ったと思われている」事がバーサーカーとして顕現する理由になっていますし、バイデンは「中共からのお金や認知症で狂ったし、みんながそう思っている」のです。

 即ちきよひーやバイデンなりに「狂った理由」が存在するからこそ「狂化」されているのであって、それがフォーリナーによって「別の理由で狂った」事になれば、「存在理由」が無くなってしまうのです。