２０２０年 第４０週 中国は日本に対していつもいい加減

　　不自然なタイミングで「ぐだぐだピックアップ」なんてガチャが実装されたモンだから、ある程度プレイしているマスターの殆どが勘付いた「次期ぐだぐだイベント」である「超古代新選組列伝　ぐだぐだ邪馬台国２０２０」が開催中。

　・・・邪馬台国？

　まあ、明らかに「卑弥呼」っぽい女性が☆５と、なんか顔のグラフィックが適当クサイ斎藤一は☆４がピックアップされていまして、まあ僕はああいう地味系な顔に巨乳に高露出でワユによって嗜好が破壊された影響で脇・・・キャラクターが好みで、早速ガチャを回しましたが・・・まあ１１連やそこらじゃダメですね。え？石を貯めてたんじゃないかって？「ヘルズキッチン」でググってくださいな。エプロン姿のおっきーをスルー出来ますかいな。

　イベントも序盤なんであんまりストーリーに関して書くことはないんです。一応ＦＧＯのって近代以前の「日本の歴史」のほとんどをぐだぐだイベントに振っている感じがして、思いっ切りチグハグな設定が余計気になります。

　あと期間限定でフレンドガチャから、☆１で、ついに織田信勝が登場しましたね。前々から「こんなブラコンな奴かいな」とは思っていたのですが、え？ブラじゃなくてシス？でもフェイト世界では男の姉上も英霊の座に、ってえ～いややこしい！！召喚したらしたで「コイツ情緒大丈夫か？」って思うような発言がやたら多いですな。最終再臨やＣＭに出てくる姿も「アーチャー」というより最早「アヴェンジャー」っている感じですし、そもそも実史の織田信勝からして生粋のアヴェンジャーなムーヴをやらかして兄上に叩っきられた人だし。

　そもそも「邪馬台国」って結構デリケートな話題なんですよ。

　元々は三国志の「魏志」に「倭人伝」っていう紙一枚にも満たない記述しかなく、更には、当時も日本のことを中華思想で下に見ていたのか、邪馬台国の位置を記述通りに進むと日本の遥か南の海上にでてしまう事から、九州北部から経由地を放射状に並べることで行き着く「南九州説」と、九州北部から「南へ」ではなく「東へ」と置き換えることで辿り着く「近畿説」があり、歴史学会でも極めて激しく対立しているそうです。また、「魏から鏡を送られた」というのも、一見手掛かりになりそうなのですが、南九州からも近畿からもその何倍もの鏡が発掘されているため何のアテにもならず・・・という有様。更には学会では当時の風俗や交易の証拠等から「近畿説」が極めて優勢なのですが、「南九州説派」が猛反発するため、こういうときだけ「テレビの中立性」を守るために両論を紹介するので、収録が荒れに荒れるためにテレビでは「なるべく避けたい話題」なのだそうです。

　実際、イベントでも「邪馬台国の位置を特定する情報」は出てきていませんし、「日本学術会議」の問題点も売国勢力が騒げば騒ぐほど問題点がブーメランの如く噴出することも踏まえ、日本の「学術」ってのの不自由さ、窮屈さを考えさせられました。