上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

ボドゲカフェに行ってきました

 最近のブログが右にぶっ飛ばし気味だったので、今回は反省も込めてライトな・・・いえいえライトはライトでもそっちの「ライト」ではありませんっ!!

 

 ソシャゲばっかりやっていたので、コンシューマゲームをリハビリとしてプレイしているのは以前から書いている通り。

 6月には「ゼノブレイド」をプレイして、「何回やっても何回やっても〇◉〇が倒せ~ないよ!!」となっていて、完全に詰まってしまいチマチマとレベルを上げつつ、色々な意味で「関連性」がある「switch版 テイルズオブウェスペリア」をダウソしてプレイしています。

 さて、ならどのゲームにハマっているかと言えば、意外や意外、廉価でお得で「ライト」向けの「世界のアソビ大全51」です。「マンカラ」や「ナインメンズモリス」、「ルドー」など特定の地域でポピュラーなゲームから、麻雀やこいこい、大富豪といったメジャーなものまで揃っているし、ネット対戦まで可能とは、「ハンゲーム」要らずって話です。

 

 さて、僕はその中でも「ヒット&ブロード(マスターマインド)」がお気に入りです。特にネット対戦中は自分の手が限られるので、それこそ頭がフル回転!脳の、普段血液が通ってない部分に血液が循環するような感覚が、快感になっているところはあります。

 そして、それと似たような感覚を覚えるのが「アナログゲーム」です。

 

 実は僕、アナログゲームが大好きなんです。

 毎日麻雀をネット対戦をプレイしているし、小さい頃から人生ゲームや囲碁や将棋は好きでした(勝てるかどうかは別として)。学生時代に友達の家で「カタンの開拓者」を夜中までプレイ(国家試験があるのに!!)したのもいい思い出です。

 アナログゲームの面白さは「100%勝てる明確な手段がない」という点にあると思います。「人間」対「人間」なので、そこにはコンピューターでは絶対に再現できない「様々な意思」が存在します。将棋とかの「二人零和有限確定完全情報ゲーム」で、更に同じ対戦者同士でも自分が考えるべき手は違いますし、運の要素が絡むゲームなら尚更面白い。

 また、最近まで「COJ」をプレイしているなど、麻雀と合わせて僕はどうも「読みあい」が特に好きらしいという自覚があります。

 「読みあい」が好きという自覚があって、漠然と「アナログゲームが好き」という自覚もある。でも周囲には一緒に人生ゲームをプレイする人もいない。

 そんな時、友達と旅行に行くこととなり、「何か面白いアナログゲームは無いか?」と某お店を探していたら、「アルゴ」というゲームが目に留まりました。その場でスマホで調べて如何にも「読みあい」が肝になりそうだったので、即買いしました。そして実際にプレイしたら、あの時の、カタンの開拓者をやっていた頃の感覚が戻ってきました。

 それから事あるごとにアルゴをプレイしたのですが、如何せんプレイする機会自体がほとんどなく、どこか、感知できるかできないかくらいの引っかかりを覚え続けていたある時、アイクに衝撃が走りました。

 テレビで、その名も「ボードゲームカフェ」なるアナログゲームをプレイすることを目的とした場所があるというではないですか!!

 それから岐阜で調べたら、何たる偶然か、僕の生活圏内に2件もボードゲームカフェがありました。

 

 それぞれのお店に行ってみたのですが、それはもうめくるめくボードゲームの世界が広がっていました。

 やってみたのは「ボブジテン」や「ドミニオン」、「街コロ」に「バトルライン」など多岐にわたりますが、どれも要求される思考力が違って実に新鮮です。前述の「アルゴ」をあったばかりの人とプレイしたり、「バトルライン」を見た時はもう読みあいの連続で非常に楽しかったです。1人で来店している人も多数なので、僕も時間を見つけて積極的に通って「常連さん」になりたいな~と思いました。

 

 さて、ボードゲームカフェに需要があるという事は、僕みたいに「周りにアナログゲームをプレイしている人がいない」というアナログゲーム好きが多い事を暗示しています。実際、僕も何度か家族に「アルゴ」や「カタン」を勧めましたが、二言目には「知らん、解からん」。アナログゲームが好きな人もいれば、ルールを覚える事から億劫と感じる人もいるという事です。まあ、無理にやらせるのも論外というものですが、気になることも。

 武漢肺炎の影響でお店というお店が次々と自粛休業していく中で、開店しているパチンコ店にお客が殺到するというニュースを何度も目にしました。僕も一度は「遊戯のダークサイド」であるパチンコに堕ちた身。「必要悪」としてのパチンコを否定するわけではありませんが、打ってる時の虚無感はよく知っています。ハッキリ言ってパチンコをやればやるほど「頭を使わない時間」が増えるだけなのです。確かにアナログゲームはルールを覚えたり、実際に考えながらプレイするのを億劫に感じる人も多いでしょうが、自分から「何にも考えない時間」にお金をかけるのはどうでしょう?*1

 更には、アナログ・コンピューター問わず、ゲームには認知症の予防効果があるなど「知的活動」の一面があるのは有名な話で、将棋や麻雀といったポピュラーなゲームを取り入れている介護施設も多いとのこと。ここはひとつ、パチンコ店を全て麻雀や将棋なんかもできてリラクゼーションルームもある大型ボドゲカフェ的なお店にしてみてはいかがでしょうか!?用事がない余暇はそういうところに行って皆で楽しくゲームすれば日本の知的水準は更に上がって第二の「技術立国・ニッポン!!」を・・・って、まるっきり健康ランドだよね?コレ

*1:もっとも、「敢えて考えない時間を作る」ことも重要ですが、パチンコ店のあの環境でそれをするってのもどうかとは思います。それこそネカフェとかの「専用の場所」くらいいくらでもあります