上杉アイクの机上で空論

独特の感性で森羅万象を考えます

2020年 第13週 マスターの貪欲さを甘く見た者の末路

 「Fate/アポクリファ」のコラボイベント、「復刻版:Apocrypha/Inheritance of Glory ーTriumphalー」が始まりました。

 イベント形式は、FGOイベントでよくある、専用マップでクエストを選び各種アイテムを集めてリソースと交換しつつ配布鯖を頂く・・・というものなのですが、今回の目玉は何と言っても「撃退戦」です。原作の特徴である「14+2騎の鯖が登場する大規模な聖杯戦争=聖杯大戦」をいかしたストーリーで、次々に襲い掛かってくる強力な鯖を平行世界全てのマスターが協力して撃退する・・・要はレイド戦で、ドロップするアイテムが非常においしいのですが、僕はこのイベントで人間の恐ろしさを垣間見ることになりました。

 レイド戦というのは出現する敵が限られています。要は「早いもの勝ち」なのですが、アクティブユーザーの大半にイベント参加資格がある以上、基本的にすぐ終わらないような数を用意する必要があります。そうでなくても「採取決戦」「殺したけど死んでほしくはなかった」というパワーワードを生み出したように、FGOのマスターのアイテムに対する情熱はかなりのもので、オマケに復刻イベントなので前回のデータもあるはず。そんでもって「ジャック・ザ・リッパー」のレイド戦では塵がドロップされると聞いたので、水曜日にお仕事が終わって夕食を食べた午後8時、メインクエストを終えていざレイド戦を!・・・と思ったのですが、ジャックのタブに表示されていたのは「終了」の文字!!また、残りの「シェイクスピア」や「アヴィケブロン」の残り数もわずかで、慌てて周回したのですがいくらも狩れずに翌日の7時までお預けになりました。

 はっきり言って目が点になりました。始まって2時間でここまで狩りつくされとは思ってもみていなかったからです。イベントの最大のネックであるダルい周回を考えればアイテムドロップの効率が圧倒的にいいのは間違いありませんし、「なるべく早めに済ませたい」というのは理解できますが、その気合の入り方たるやボックスイベントをも凌駕するのではないのでしょうか。

 

 翌朝から、バスター単体宝具鯖に攻撃力アップ礼装をつけてNPを速攻でためて、マーリンとシェイクスピアのスキルでバスターバフを持って宝具を*1・・・という周回パで時間を見つけては周回したのですが、ここで新たな問題が。

 例によって交換アイテムは3種類あり、配布鯖、今回はジークの宝具レベルアップアイテム、強化アイテムや種火などの重要アイテムを交換できる数まで集め、残りはスキル、再臨アイテムのみになった時に、ふと気づいてしまったのです。

 ほとんどのアイテムは必要ないと。

 術の輝石と秘石は枯渇していたのですが、他は不足なし、200個越えのアイテムもザラ、オマケに累積ポイントも上限ギリギリと、今後いつものイベントみたいにフリクエを周回する理由もなくなり、精々、もう一度あるジャックのレイド戦にリンゴを使えばいいかなという状態になってしまったのです。

 日曜日の時点でなんともモチベーションが低くなってしまったイベント。まあ、ハンティングクエストで無理しすぎてリンゴもボックスイベント以上に消費したので、他のゲームをやりますかねぇ。

*1:スカディ持ってないんです(´・ω・`)