「検査と技術」の増刊号をフツーに売ってくれ

　典型的な売国思想に染まっているメ～テレの連中の歯ぎしりが聞こえるほど絶好調の「教えてニュースライブ　正義のミカタ」。いつもニュース９全国ニュースが報じない、様々な視点のニュースを報じていただき、本当に勉強になっています。

　さて、今週の独自話題は「武漢ウイルス蔓延による物流崩壊」です。

　まあ要は、最近ただでさえネット通販の増加により疲弊していた宅配業者、ひいては物流業者が、武漢ウイルスによる外出自粛により余計ネット通販が増えてしまい、需要のキャパシティを超えてしまう危険があるという事です。

　しかも、

・規制緩和によりトラック運転手が相当にブラックな職業になってしまい、人手不足になってしまった。

・消費者のモラルが低下し、再配達が増加した。

・働き方改革や道交法の改正により、仕事のやり方に大幅な制限がかかってしまった。

・一部のネット通販会社により配送料無料が常態化してしまい、運送業者にしわ寄せが来てしまった聞いてるか三木谷。

などの理由により、物流業界はこれからも厳しい状態が続くとのことです。

　僕が非常に納得いかないのが、「再配達の増加」です。再配達の数たるや、全配達のなんと２割を占めているというのです！！まあ、完全に０にすることは無理だとしても、配達の方のご苦労は８割になるはずです。

　昔、それも１０年も２０年も昔の話ではなく、ごく５～６年前の昔。宅配便が来ただけで特別な気持ちになりませんでしたか？宅配便に荷物を預けるだけで、梱包一つに気合が入りませんでしたか？

　宅配便を神聖視しろとは言いません。ある程度みんなが気楽に使えるインフラとして、これからも宅配業者の方々には頑張っていただきたいし、我々も宅配便は積極的に利用すべきだと思います。

　ただ、再配達の多さから考えると、やはりみんな気楽にアマゾンでポチり過ぎなのは間違いありません。あまりにも気楽に使いすぎて、配達の方の気持ちや苦労を考えていないのもまた明々白々です。ポチったらそれは人にお願いして届けていただくという事。それを忘れずにネット通販を利用しないといけないのではないでしょうか？

　例えば、近くの店に行けば手に入るような物を、「面倒くさいから」という理由だけでアマゾンでポチってませんか？例えば僕は、最近医学書を買うようになりましたが、岐阜県在住なので極力名古屋の「三省堂書店」やマーサ２１の「丸善」まで行くようにしています。それぐらい、ネット通販は「必要な時に、必要な分だけ」利用し、極力自分の足を使う事を徹底した方がいいのです。エコだし。

　最後に。

　この手の話題を聞くといつも思い出して腹が立つ事があります。それは「アレク〇」のＣＭの事です。

　子供と父親が、母親のためにサプライズでケーキを作るというシチュエーションのＣＭがありました。ケーキの作り方を「アレク〇」に聞きつつ、短いながらも実にほのぼのとしたお話なのですが、子供の腕に生クリームがついてしまった時の事、父親はキッチンペーパーで生クリームを拭き取りつつ、キッチンペーパーが切れてしまったのでアレク〇に向かって「アレク〇～キッチンペーパー注文して～」

キッチンペーパーで拭くな！

キッチンペーパーぐらい自分の足で買いに行け！！